ChatGPTの「Something went wrong」、本当の原因はエラーメッセージの外側にある
「Something went wrong」——ChatGPTを使っていれば誰でも一度は見る、あの素っ気ない一文だ。以前このテーマを書いたときは原因と対処法を並べる形にしたが、半年ほど経って改めて見直すと、あの一文自体がほとんど何も語っていないことに気づく。フロントエンドが「予期しないエラーを捕捉した」ときの汎用キャッチ文であって、実際に起きていることは毎回まったく別物だ。今回は原因の切り分け方から書き直す。 ChatGPTのWeb UIはReactで組まれたSPAで、APIとのやり取りはストリーミング(Server-Sent Events)で行われる。サーバー側で429(レート超過)が返ろうが524(オリジンタイムアウト)が返ろうが、ストリームが途中で切れようが、フロントエンドの例外ハンドラは大半のケースをひとまとめにして「Something went wrong」に丸め込む。つまりこのメッセージは診断名ではなく、診断を放棄した結果の表示だ。 原因を絞り込みたいなら、まずブラウザの開発者ツール(F12)でNetworkタブを開き、`conversation`宛のリクエストが何を返して
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