火星で13年生き残る探査車Curiosityを支える、JPLの“ソフトウェア延命術”
Curiosityは2012年着陸から13年たっても、いまなお火星で科学観測を続けている その長寿の理由は、頑丈さだけでなく、JPLエンジニアによる細かなソフトウェア修正と運用の工夫にある 2台あるコンピューターの使い分けや、壊れかけたメモリの再利用など、かなり“綱渡り”の延命策が使われている 最大の敵はタイヤの摩耗、次に電力不足。火星の環境は、思った以上にロボットに容赦がない この経験は、後続のPerseveranceをはじめ、将来の火星探査機の設計にも活かされている IEEE Spectrumの記事は、NASA JPLが火星探査車Curiosityをどうやって13年も動かし続けているのかを、かなり面白く掘り下げています。 まず前提として、Curiosityはただの「火星に置いてある機械」ではありません。火星の地表を走り、岩を掘り、試料を採取し、写真を撮り、科学データを地球へ送る、れっきとした移動式の研究所です。しかも地球から約2億キロメートルも離れた場所にある。 この距離感、あらためて考えると狂っています。修理に行けないどころか、電話して「ちょっと再起動してみて」で済む相手でもない
papoo.work