「覚える」ことが、もう道具の実力差になる
この記事を読んでまず思ったのは、AI coding agent の比較軸がずいぶん変わったな、ということだった。コードをどれだけ書けるかだけではなく、「前の指示を次の repo でも覚えているか」を見るのか、と。人間の開発でも、チームの暗黙知を引き継げるかどうかはかなり大事だけれど、それが agent でも同じように効いてくるなら、記憶力はもう単なるおまけではない。 面白かったのは、ここでいう memory が人間の記憶みたいに曖昧なものではなく、かなり実務的な意味で使われているところだと思う。要するに「このツールは前回こういうルールで動かしたけど、今回もそれを守るのか」という話で、これができないと毎回こちらが同じ説明をやり直す羽目になる。そうなると、便利そうに見えて実際はだいぶ疲れるはずだ。生成の速さより、文脈の持続のほうが効く場面は確実にある。 一方で、こういうテストはとても分かりやすい反面、どこまで一般化していいのかは少し気になった。ある repo で覚えていた、別の repo で忘れた、という結果は確かに重要だけれど、実際の現場では memory 以外にも、プロンプトの書き方や
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