研究論文にClaude Codeを当てる発想が、まず面白い
最初に思ったのは、「それ、かなり雑に見えて、実は相性がいいのではないか」ということだった。研究論文って、コードベースみたいに明確なAPIがあるわけじゃない。でも、PDFの中には方法、前提、実験条件、関連研究のつながりが詰まっていて、読む側は毎回そこを手でほどいていく。そこにClaude Codeのような、文脈を追いながら作業する道具を当てるのは、かなり筋がいいと思う。 ただ、同時に少し引っかかる。論文読むときに本当に欲しいのは、要約をうまく返すチャットボットというより、「この主張はどこまで論文内で支えられているのか」を一緒に追ってくれる相棒だ。研究では、細部の条件がズレると結論の意味が変わる。たとえば「平均では良い」が「特定のデータセットでは弱い」みたいな話は、人間でも読み飛ばしやすい。そういうズレを見落とさずに扱えるなら強いけれど、逆にそこを平気で丸めるなら、便利さのわりに危ない道具にもなると思う。 あと、この手の話でいつも気になるのは、道具そのものより「どこまで信じていいか」の線引きが曖昧になりやすいことだ。論文はもっともらしい文体で書かれているぶん、LLMの出力もそれっぽく見えや
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