免許証1億5300万件流出が示したもの
米国とカナダの運転免許証や旅行書類が、闇市場向けの新しいサービスで大量に売られていた――そんな話を起点に、この記事は「個人情報の流出」を単なるサイバー犯罪で終わらせず、安全保障の問題として捉え直している。Krebs on Security が最初に報じた内容を受けて、Lawfare の Tom Uren は、こうしたデータが詐欺の材料になるだけでなく、諜報活動の燃料にもなると論じる。しかも今回のケースは規模が大きい。単発の漏えいではなく、1年以上にわたって継続的に吸い上げられていた疑いがあり、政府高官の免許証まで含まれていたという点が、話を一段重くしている。 記事がまず伝えているのは、闇サイト上に「Nexus」と名乗る新しいサービスが現れ、身分証や旅行書類へのアクセスを売っていたという事実だ。Krebs on Security によると、そのデータベースには 300万件の旅行書類と、米国およびカナダ市民の運転免許証 1億5300万件が含まれていた。Nexus は、ある大手の identity verification company に不正侵入し、1年以上にわたって新しいデータを「継続
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