Jane Streetの回路チャレンジを1か月かけて解いた話
Jane Streetが出した「ASICを逆向きに解析できるか」というチャレンジに、ある開発者がほぼ1か月つき合わされた、という話だ。元記事は、その人がどうやってGDSファイルやVCDファイルを読み解き、回路図に起こし、最終的に解答へ近づいていったかを、かなり率直に振り返っている。面白いのは、単なる攻略記ではなく、寄り道と遠回りそのものが記事の主題になっていることだと思う。技術的にはかなり濃いが、読み方次第では「人は難題に出会うと、どこまで自作したくなるのか」を見る記事でもある。 元記事の筆者は、Jane Streetが定期的に出すチャレンジのひとつに引っかかり、1か月ほど没頭したという。課題は、ASIC、つまり用途特化の集積回路を逆解析して、その動作を理解することだった。最初に渡されるのはGDSファイルで、回路の物理配置を表す設計データらしい。筆者はまずファイルを覗き込み、`clk`、`rst`、`VGND`、`VPWR`のような見慣れた文字列を探し、`sky130_fd_sc_hd__`で始まるセル名から、論理ゲートの断片を拾い始める。Pythonの`gdstk`で読み込むと、少な
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