安全なMCPサーバーを見て思ったこと
この記事を読んでまず思ったのは、MCPの怖さは「AIに何をさせるか」より、「AIに何を見せるか」にある、という当たり前だけど見落としやすい話を、かなり真面目に突き詰めているな、ということでした。MCPというと、つい便利なツール連携の話に寄りがちです。でもこの記事は、むしろそこで気を抜くと普通のAPI設計より危ない、という感覚を前に出しています。 特に印象に残ったのは、最初から read-only の tool だけに絞っている点です。AIに検索させたり要約させたりするだけでも、見せていい範囲を間違えれば十分に事故になる。だから「まず読めるだけ」にするのは、地味ですがかなり筋がいいと思いました。書いてある内容も、単に権限を絞りましたという話ではなく、検索条件や結果件数を縛って、自由入力の抜け道を減らしている。ここはちゃんと“機能”と“権限”を分けて考えていて、好感が持てました。 もう一つ引っかかったのは、監査ログの扱いです。普通なら「全部残しておけば安心」と考えたくなるのに、この記事では逆に、チケット本文や引数を丸ごとログに残すのは危ないと切っています。監査が便利になるほど、そこが第二の
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