WordPressに残っていた、認証なしで踏み込める経路トラバーサルの話
WordPressの開発版リポジトリで、かなり重い脆弱性の告知が出ました。認証されていない攻撃者が、ページテンプレートの解決処理を悪用して、テーマの外にあるローカルのPHPファイルを読み込ませられるという内容です。条件がそろうとリモートコード実行、つまりサーバー上で任意のコードを動かされるところまで行きます。しかも影響範囲は古い系統まで広く、実運用のサイト管理者が気にしないわけにいかない種類の話です。 GitHubのWordPress/wordpress-developに載った今回の告知は、WordPressの `get_page_template()` に関する問題を扱っています。`get_page_template()` は、ページを表示するときにどのテンプレートファイルを使うかを探す関数です。通常なら、有効なテーマの中から該当するPHPファイルを見つけて表示に使います。ところがこの脆弱性では、認証なしの攻撃者がその解決処理を細工し、アクティブなテーマディレクトリの外にある、読み取り可能なローカル `.php` ファイルを選んで読み込ませられるとされています。 ここで厄介なのは、「
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