Servoの1年間を支えた寄付の使い道、維持管理を前に進めた現場の記録
ブラウザエンジン Servo のブログに、少し珍しい種類の記事が出た。新機能の発表でも大きな技術刷新の告知でもなく、寄付で支えられた1人分の業務が、1年で何を生んだのかを振り返る内容だ。こういう話は地味に見えるが、オープンソースの現場ではかなり重要だと思う。コードそのものよりも、誰がレビューし、誰が詰まりをほどき、誰が新しい協力者を増やすかで、プロジェクトの体力は大きく変わるからだ。 Servo のプロジェクトは昨年9月、長年の maintainer である Josh Bowman-Matthews、GitHub では @jdm として知られる人物が、月額寄付だけを原資にしてパートタイムで働くと発表した。担当は「Servo の contributor experience を改善すること」、つまり新しく入ってくる人や、すでに関わっている人が活動しやすくなるように整える役回りだった。今回の記事は、その最初の1年を本人の言葉で振り返ったものだ。 本人はまず、OpenCollective と GitHub で支援している人たちに強い感謝を述べている。寄付のおかげで、自分が大事に思っているプロ
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