ブラウザだけで「選択肢に答えさせる」実験、SemIf が見せたもの
ローカルAIの話は、たいてい「速い」「外に出ない」「自分のGPUで動く」で終わりがちです。今回の SemIf は、その先を少しだけ掘っています。モデルに文章をそのまま出させるのではなく、あらかじめ用意した選択肢に対して確率を返させるやり方を、ブラウザ内だけで試せるようにしたのです。しかも相手はクラウドではなく、ユーザーの端末上で動く open model です。こういう実験は地味に見えて、実は「WebGPU で何がどこまでできるのか」をかなりはっきり見せます。 SemIf は、もともと OpenJev と呼ばれていた独立研究プロジェクトで、TypeSafe とは無関係だと明記しています。ページの説明はかなり挑戦的で、「Semantic ifs from open models, in your browser.」とある通り、ブラウザの中で“意味に基づく if 文”を扱う実験です。ここでいう if は、コードの制御文そのものというより、状態と条件を入れたうえで「この選択肢のどれが妥当か」をモデルに判断させる仕組みです。 仕組みは2通りあります。ひとつは direct readout で、
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