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Claude Codeのトークン浪費を見て思ったこと

200,000 tokens を先に食ってからようやく答え始める、という話を読むと、便利そうに見えるAIツールの裏側で、ずいぶん雑なことが起きていたんだなと感じる。人間なら「資料が多いから少し重い」で済む場面でも、LLM だとその「少し重い」がそのままコストと待ち時間に跳ねる。しかも利用者から見えにくい形で起きていたのが、かなり気持ち悪い。

いちばん引っかかったのは、問題が“賢さ”ではなく“読み込み方”にあったことだと思う。Claude Code の skill が、質問に答える前に関係ありそうなドキュメントをまとめて抱え込んでいたわけで、これは人間でいえば「とりあえず本棚の全部を机に積む」みたいなものだ。実際の作業では、必要なページを必要なときに開けばいい。そこを on-demand に変えて 25K まで落とした、というのはかなり素直な改善に見える。

ただ、ここで終わらないのも面白い。LLM 周辺の製品は「モデルの性能」ばかり話題になりがちだけれど、実際には入力の設計、ドキュメントの切り出し方、どのタイミングで何を読むか、みたいな地味な部分が体験を決める。今回の話は、その地味な部分を甘く見ると、性能のいいモデルでもあっさり重くなると教えている気がする。AI ツールの競争って、派手なベンチマークより、こういう地味な制御のうまさで差がつくのではないかと思う。


参考: Claude Codeのskillが1問答える前に20万トークンを消費していた

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