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gh が出てくるのに GitHub 連携が効いているとは限らない話

「Claude Code が gh を呼ぼうとした」という症状だけを見ると、GitHub CLI が入っている前提の話に見えます。ですが、今回の issue 群では少し事情が違います。
#69871 では、claude.md に「Never run any git command.」と書いていたのに、実際には次のコマンドを実行しようとしていました。

Bash(gh issue view 17033 --repo FreeCAD/FreeCAD --comments)
⎿  Error: Exit code 127
   /usr/bin/bash: line 1: gh: command not found

この報告から分かるのは、少なくともその環境では gh が見つからず、しかもユーザーが止めたい対象は Git コマンドだけではなく GitHub 系の操作も含んでいた、ということです。報告者自身も「Claude should not run any commands that interacts with git. Including github commands.」と書いています。つまり、git だけ禁止しても、gh を使った GitHub 操作までは止め切れていません。

もう一方の #87795 は、少し違う壊れ方です。そこでは cloud routine が GitHub を使う前提なのに、GitHub MCP が環境から消えたあとも system prompt 側はそれを前提にしたままになっていた、と報告されています。本文には、以前は mcp__github__* ツールが自動で提供されていたが、ある時点から提供されなくなった、という経緯が書かれています。つまり、GitHub を扱う手段がなくなったのに、呼び出し側の前提だけが残っていた形です。こちらは「gh が壊れた」というより、「GitHub 連携の経路が環境側で消えたのに、依存している側がそれを前提にし続けた」症状です。

この2件を並べると、見分けたいのは次の2パターンです。
ひとつは、gh や GitHub MCP を使う場面がそもそも出てきてしまい、禁止したはずの操作が走るケース。#69871 がこれに当たります。
もうひとつは、GitHub 連携の手段が環境から消えているのに、ツールやプロンプトがそのままで、処理が静かに失敗するケース。#87795 がこれです。

手元で確認できる事実は少なく、今回こちらで実測できたのは環境情報だけです。

[env_summary]
OS          : Linux 3.10.0-1160.76.1.el7.x86_64 (x86_64)
Python      : 3.8.13
検証日時    : 2026-09-08T08:51:21+09:00

このため、ここで言えるのは「少なくとも issue 上では、ghcommand not found になった例」と「GitHub MCP が消えて黙って壊れた例」がある、というところまでです。gh が入っているかどうか、あるいは Claude Code 側のどの経路で GitHub 操作が発火したのかは、提示された情報だけでは分かりません。

自分のケースかどうかを見るなら、まず gh が見つからないエラーが出ていないか、あるいは GitHub 関連の処理が突然止まっていないかを確認するのが先です。claude.mdgit だけを禁止していても、#69871 のように gh を使う動きは別問題として残りえます。反対に、cloud routine で GitHub 連携が前提なのに何も起きないなら、#87795 のように、使うはずの連携手段そのものが環境にない可能性があります。

少なくとも今回の2件からは、「GitHub を触る動きがないこと」と「GitHub の接続先が実際に存在すること」は別々に確認しないといけない、ということが分かります。どちらか一方だけ見ていても、同じ症状に見えることがあります。


検証環境

OS          : Linux 3.10.0-1160.76.1.el7.x86_64 (x86_64)
Python      : 3.8.13
検証日時    : 2026-09-08T08:51:21+09:00

参照した Issue(anthropics/claude-code): #87795, #69871

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