自動運転車は本当に危ないのか、最新データが少し違う答えを出している
自動運転車は「事故を減らすのか、それとも新しい危険を持ち込むのか」という議論がずっと続いてきた。IEEE Spectrum のこの記事は、その問いに対して、少なくとも今見えているデータは人間の運転より自動運転のほうが安全かもしれない、と押し返している。しかも話はロボタクシーだけではない。自動ブレーキや車線逸脱警報のような運転支援機能まで含めると、すでに路上の安全を少しずつ変え始めている、という見方だ。完全自動運転の完成を待たなくても、交通事故の減少はもう始まっているのではないか、というのがこの記事の中心にある。 この記事がまず示すのは、自動運転に対する不安は根強いが、研究の積み上がり方はそれと少し違う、ということだ。自動運転車はまだ台数が少なく、走る場所も天候も限られているので、人間の運転と単純に比べにくい。それでも、事故率やけがの発生率を見ると、自動運転車は人間よりかなり少ないという証拠が増えていると記事は整理している。 その前段として、ADAS(advanced driver assistance systems、運転支援システム)の効果が挙げられる。IIHS(Insurance
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