「USB 4TBが5000円」を買ってしまった人へ ―― まずやること、取り戻す方法
通販サイトで「4TB」「8TB」と書かれたUSBメモリが数千円で売られているのを見たことがある人は多いはずだ。NANDフラッシュの原価だけ考えても、本物の4TBメモリが小売価格5000円で成立することはまずない。この価格設定そのものが、購入前に気づける最大のサインだった。とはいえ、届いた実物は見た目もパッケージも普通のUSBメモリで、パソコンに挿せば「4TB」ときちんと表示される。ここに気づかないまま買ってしまった人は、責められるようなことは何もしていない。 この手の偽装品は、コントローラのファームウェアを改ざんして、OS に対して実際より大きい容量を申告させている。Windowsのエクスプローラーで見ても「3.63TB」のように正しそうな数値が出るし、フォーマットも通る。だが物理的なチップは32GBや64GBしかないことがほとんどで、申告された容量との差分は存在しないメモリ領域だ。 厄介なのはここからで、存在しない領域に書き込んだファイルは、書き込み自体は成功したように見えて、実際には物理容量を超えた分から順に上書き・破損していく。エラーは出ない。コピーが完了したというダイアログが出
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