Anthropicの暗号解析結果、AIは「発明」より「しつこさ」で強いのかもしれない
Anthropicが公開した2つの暗号解析結果を、暗号研究者のMatthew Greenがかなり率直に眺めた記事です。読んでいて面白いのは、話が「AIがすごい」で終わらないところです。むしろ、AIはゼロから天才的な数学をひねり出すというより、既存の道具を粘り強く組み合わせて、研究者が見落としていた穴を突くのが得意なのではないか、という見方がにじみます。私はこの視点、かなり本質的だと思いました。 AnthropicはClaude Mythosという未公開の上位モデルで、暗号解析の新結果を2件出した 1つは署名方式 HAWK への攻撃で、実用化目前だった候補をかなり揺らす内容 もう1つは reduced-round AES への攻撃で、技術的には興味深いが実用的な「AES突破」ではない 重要なのは、AIが新しい数学を突然生んだというより、既知の手法を徹底的に掘り下げた点 ただし、AIが出した結果はそれっぽく見えても誤りが混じるので、検証のしやすさがボトルネックになる Anthropicが今回出した結果は、同じ「暗号解析」と言っても温度差があります。 HAWK
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