車が勝手に集めて売る「走行データ」の話
自動車はもう、移動手段だけではありません。いま売られている多くの車は、走行距離や速度、夜間走行の有無、位置情報まで集めていて、その一部は外部業者に渡っています。The Verge の Andrew Hawkins は、この問題がようやく表面化しつつある一方で、規制の議論はまだ的外れだと書いています。車の便利さを受け入れる代わりに、私たちはどこまで自分の情報を差し出しているのか。この記事は、その不気味な現実を整理するものです。 The Verge の記事がまず取り上げるのは、General Motors(GM)に対する FTC の制裁です。FTC は今年初め、GM に対して異例の判断を下し、消費者報告機関や第三者のデータブローカーに顧客データを売ることを5年間禁じました。背景にあったのは、GM が長年、顧客の走行データを集めていたことです。たとえば、どれくらいスピードを出したか、夜間に運転したか、といった情報です。 問題は、利用者の多くがそこまで広範囲に情報が集められていると知らなかったことでした。OnStar のコネクテッドサービスに登録したことで、Smart Driver という機能
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