ロサンゼルスの「今ある建物」だけを積み上げた地図が見せるもの
ロサンゼルスの街を、建物ごとにひとつの箱として描き、その箱を「建てられた年」に沿って並べた可視化が公開された。見えてくるのは、都市の成長史そのものというより、いま現存している建物だけで作った“生き残りの街”だ。取り壊された建物は含まれないので、過去の都市の完全な再現ではないが、その偏りがかえって都市の時間の層をくっきり見せる。ふだんは意識しない「何が残り、何が消えたのか」を、直感的に考えさせる作品になっている。 元記事は、ロサンゼルス市内に今立っている建物をすべて、1棟につき1つの箱として表現したインタラクティブな地図を紹介している。箱は建物の輪郭や高さを反映しており、建てられた年ごとに出現する。つまり、年を追うと都市に建物が少しずつ積み上がっていく様子が見える仕組みだ。説明文では、これは「The surviving city, 1880 to now」とされていて、いま残っている建物だけで構成したロサンゼルスだと明言している。途中で壊された建物は入っていないので、「当時の街並み」そのものではなく、現在まで生き残った建物が作る都市の断面図というわけだ。 画面には「Decade buil
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