AIに「青くする」だけを頼んだらどうなるか
Webページのボタン色を変えるだけ、という一見地味な依頼をめぐって、ひとつの短いインタラクティブ作品が公開されている。題材は agentic AI assistants、つまりユーザーの代わりにページを操作しようとするAIだ。今この作品を取り上げるのは、AIが便利になるほど「余計なことをしないでほしい」という感覚が、むしろ強くなっているからだと思う。派手なデモより、こういう小さな失敗のほうが、現場の実感に近い。 Opusfived は、Miloš が公開した短いインタラクティブ・コメディだ。ページを開くと、かなり素っ気ない文言が目に入る。「Make the “Add to Cart” button blue. Do not let Claude change anything else.」つまり、「Add to Cart」ボタンを青くしてほしい。ただし Claude には、それ以外の変更を一切させるな、という指示である。 サイト自体は大がかりな体裁ではない。トップには作品名の Opusfived があり、その下に依頼文が置かれ、あとは「Let’s Go」と「About & Terms」
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