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Claude Codeの“気が利く番人”を作る発想

この記事を読んでまず思ったのは、​​「AIに口で注意する」のをやめて、面倒ごとを仕組みに押し込んでいるのが気持ちいい、ということだった。
「秘密を出すな」「完了にするなら確認しろ」「今どれだけ文脈を食っているか見せてくれ」みたいなことは、つい毎回プロンプトに書きたくなる。でも実際には、そういうお願いは忘れるし、忘れた瞬間に事故る。著者はそこをちゃんと見ていて、記憶力に頼るより、Claude Code の中で動く mod に任せたほうがいいと割り切っている。

特に引っかかったのは、​hook ではなく mod を使うと軽いという話だ。外から毎回プロセスを起こしてチェックするより、Claude Code の内部で動かすほうが 55〜99 ミリ秒の待ちを減らせる、というのはかなり実感がある。小さい数字に見えるけれど、AI 相手の作業ではこの手の待ちがじわじわ効く。しかも単に速いだけでなく、画面上に plan の進捗を出したり、未テストの完了を警告したりと、ただのガードレールではなく“作業しやすくする UI”にもなっているのがうまいと思った。

一方で、少し怖さもある。mod は便利そうだが、Anthropic 自身が API の変更を警告しているらしい。つまり、今よく動くからといって安心しきれない。こういう仕組みは、賢く作るほど壊れ方も複雑になる。だからこそ、著者が「まず自分が何にイライラしているか」から出発しているのは正しい気がした。大げさな自動化ではなく、毎回同じところで詰まる一点を潰す。そこにこの記事の地味だけど強い説得力がある。


参考: Claude Code Mods: Custom Hooks to Fix My Biggest AI Coding Frustrations

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