これ、かなり好きだと思った。しかも「プロンプトでなんとかする」のを早々に諦めているのがいい。AIの口調って、少し直したくらいではなかなか抜けない。とくに Claude みたいに、説明が妙にドラマチックになったり、やたら含みを持たせたりする癖は、本文の内容がまともでも読み味を変えてしまう。そこを“別モデルにそのまま投げる”というのは、雑に見えてかなり実務的だ。
面白いのは、これが単なるネタツールに終わっていないことだと思う。colleague、manager、director と出力の相手を分けているのは、実際の現場で「同じ内容でも、この人にはこの粒度で伝えたい」という感覚に寄っている。要するに、AIの文章をきれいにするというより、読み手に合わせて“気持ち悪くない言い方”へ落とす仕組みなんだろう。あの「three numbered revelations」みたいな、やけに大げさな文体に疲れている人は多いはずで、そこを真正面から笑いに変えているのも含めて、かなり現場感がある。