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Claudeが社内R&Dの3割を動かす時代

最初に思ったのは、「そこまで来たか」という驚きと、同時に少しの怖さだった。社内の研究開発でAIが“手伝っている”のではなく、Claudeが26%を「牽引している」と会社自身が言う。単なるコーディング補助の話ではなく、研究の流れそのものに食い込んでいる感じがある。

ただ、ここで面白いのは、数字そのものよりも「最初はほぼゼロだったものが、年の途中でここまで増えた」という変化の速さだと思う。AIは便利だ、という話はもう聞き飽きていたけれど、社内のR&Dでここまで比率が上がると、便利ツールというより“作業の前提”に近づいている。人間が考えてAIが補助するのではなく、AIが先に案を出し、人間が絞る。そういう仕事の組み立てが、研究開発にも入り込んでいるわけだ。

一方で、ちょっと引っかかるのは、「26%」という数字が何を意味するのかは、読んでいる側からすると意外と曖昧なことだ。R&Dのどの部分をどう数えたのか、成果物なのか、時間なのか、判断の回数なのかで印象はかなり変わる。会社が示すには強い数字だけれど、外から見れば“AIがどれだけ本当に研究を進めたのか”まではまだ見えない。そこは素直に留保したくなる。

それでも、AIが自分の次のモデル開発を加速させる、という構図はかなり示唆的だと思う。生成AIは「人間の仕事を置き換える」かどうかで語られがちだけれど、実際にはまず、ソフトウェア会社の中で自分たちの開発速度を上げる方向に効いていくのかもしれない。外向きの製品として売られる前に、内側の開発プロセスを変えてしまう。この記事は、その転換点をかなりはっきり見せていた。


参考: Anthropic Says Claude Drives 26% of Its Research and Development

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