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VM service not running. The service failed to start. が出るときに見るところ

このエラーは、少なくとも今回確認できた issue では、Cowork の VM サービス側で起動に失敗しているときに出ています。ユーザー向けの文言は同じでも、原因は 1 つではありません。

自分のケースかどうかを見分ける材料としては、まず「どの製品で出ているか」が重要です。#39010 は Windows 10 Pro 上の Cowork で、起動時に VM service not running. The service failed to start. が出ています。報告者は、実体としては MSIX パッケージ配下の AppData\Local\Packages\Claude_pzs8sxrjxfjjc\LocalCache\ に作られた VM 用の rootfs.vhdxsmol-bin.vhdx が NTFS 圧縮を引き継ぎ、Hyper-V が圧縮された VHDX をマウントできずに失敗していたと書いています。そこで見えていた HCS エラーは 0xC03A001A でした。

一方で、#86140 は Claude Desktop 側の Cowork / sandbox VM service に関する報告です。こちらでは CoworkVMService がそもそも起動せず、SERVICE_START_PENDING からすぐ SERVICE_STOPPED に戻り、StartServiceERROR_INVALID_PARAMETER (87) を返したとあります。報告では、これは AppX packaged service の起動に閉じているようだとされていますが、途中で文が切れており、ここから先の原因はこの断片だけでは分かりません。

つまり、同じ文言が出ていても、少なくとも確認できた範囲では次の 2 系統があります。ひとつは VHDX ファイルが圧縮属性を引き継いで Hyper-V 側で弾かれるケース。もうひとつは、サービスが起動段階で ERROR_INVALID_PARAMETER (87) で落ちるケースです。前者は原因がかなり具体的ですが、後者はこの issue 断片だけでは根本原因までは追えません。

もし Windows で Cowork を使っていて、LocalCache 配下に VM 用の VHDX が作られている状況なら、#39010 の報告はかなり近いです。報告者は、実際の手がかりは cowork_vm_node.log にある HCS エラーで、表面のエラー文だけでは NTFS 圧縮が原因だとは分からなかったと書いています。回避策としては、compact /u で VHDX ファイルとその親ディレクトリの圧縮を外す方法が挙げられています。ただし、これは issue 報告にある回避策の紹介であって、こちらの環境で実行確認したものではありません。

VM service not running. The service failed to start. だけでは切り分けが難しいので、まずはログやエラーの深い層に別の番号が出ていないかを見るのが先です。0xC03A001A が見えているなら #39010 の線が濃く、ERROR_INVALID_PARAMETER (87) が見えているなら #86140 の症状に近いです。

なお、今回こちらで実際に取得できた出力は検証環境の情報だけでした。参考までにそのまま載せます。

[env_summary]
OS          : Linux 3.10.0-1160.76.1.el7.x86_64 (x86_64)
Python      : 3.8.13
検証日時    : 2026-08-30T08:51:09+09:00

この出力から分かるのは、今回の検証環境が Linux だったことまでです。Windows 上の Cowork / Claude Desktop の再現確認や、compact /u の実行確認はできていません。


検証環境

OS          : Linux 3.10.0-1160.76.1.el7.x86_64 (x86_64)
Python      : 3.8.13
検証日時    : 2026-08-30T08:51:09+09:00

参照した Issue(anthropics/claude-code): #39010, #86140

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