同じブックなのに、=Sheet2!A1 のような別シート参照が #REF! になったり、式が勝手に崩れたりする。
結論から言うと、いちばん多いのはシート名の変更・削除・移動に参照式が追従できていないケースです。まずは Excel 2024 / Excel for Microsoft 365 で、[数式] タブの [名前の管理] と、該当セルの数式バーを確認してください。シート名にスペースや記号が入っているなら、='売上 2026'!B2 のようにシングルクォート付きで書き直すだけで直ることがあります。上から順に試してみてください。ほとんどの場合、ここで復旧します。
壊れているセルをクリックし、数式バーを見ます。#REF! が入っているなら、参照先が消えています。
[数式] → [名前の管理] を開き、右側の一覧に #REF! が入った名前がないか確認します。あればその名前は一度削除し、必要なら作り直します。
シート名が変わっている場合は、数式を手で直します。たとえば =Sheet2!A1 を ='Sheet 2'!A1 に書き換えます。スペースがあるシート名は、シングルクォートで囲むのが基本です。
同じ式をコピーした直後に壊れたなら、相対参照が原因かもしれません。A1 がずれて欲しくない場所なら、$A$1 のように絶対参照に変えます。
別シートへ式をコピーしている場合は、貼り付け後に参照先が意図どおりか確認します。列だけ固定したいなら $A1、行だけ固定したいなら A$1 です。
必要なら、[ホーム] → [検索と選択] → [条件を選択してジャンプ] で「数式」を選び、壊れた式が広がっていないかまとめて見ます。
名前定義が崩れると、見た目は普通でも参照だけおかしくなります。
[数式] → [名前の管理] を開き、参照範囲が #REF! になっていないか確認します。
壊れている名前を選び、必要なら [削除] します。その後、[新規作成] で参照先を入れ直します。
数式側で名前を使っているなら、=売上合計 のような式が実際にどこを向いているかを見直してください。ここがズレると、同じブック内でも突然おかしく見えます。
Excel 2024 / Microsoft 365 では、たまに再計算が止まって見えることがあります。
[数式] → [計算方法の設定] → [自動] になっているか確認します。
[数式] → [今すぐ計算] を実行します。これで表示だけ古かった問題が動くことがあります。
改善しない場合は、Excel をいったん閉じて開き直します。軽い不具合ならこれで戻ることが多いです。
ここまでやっても壊れるなら、ブック自体の破損も疑います。まずは別名で保存し、元ファイルを残したまま作業してください。次に、[ファイル] → [開く] → [参照] から開き直し、必要なら [開いて修復] を試します。
Excel for Microsoft 365 / Excel 2024 の修復は、Windows 11 24H2 なら [設定] → [アプリ] → [インストールされているアプリ] → [Microsoft 365] → [変更] から行えます。クイック修復で足りなければオンライン修復を選びます。再インストール前には、カスタマイズしたアドインや保存先を控えておくと戻しやすいです。
Microsoft 公式サポートにも、ブック破損や数式エラーの問い合わせ窓口があります。会社支給の PC なら、情シスにファイルを渡して確認してもらうのが早いです。
ほかの症状は Excel のトラブル解決まとめ から探せます。