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Edgeモバイル版が化けた?Copilotの新機能6つで「調べるブラウザ」に進化した話

記事のキーポイント

まず何が起きたのか

ZDNETの記事では、Microsoft EdgeのモバイルアプリにAI機能が一気に強化されたことが紹介されています。
これまで「スマホのブラウザ」といえば、iPhoneならSafari、AndroidならChromeが定番でしたよね。正直、その感覚はかなりわかります。私も「わざわざEdgeを使う理由が薄い」と感じていた人間です。

でも今回のEdgeは、ただのブラウザではなく、​調べ物を手伝ってくれるAIアシスタント付きのブラウザに近づいています。
しかも、単に「検索できます」ではなく、​複数タブを横断して要約するとか、​今見ているページをPodcast化するとか、わりと攻めたことをしてくるのが面白いところです。

6つの新しいAI機能

この記事で紹介されている主な機能は次の6つです。

  1. 複数タブの要約
  2. 過去の検索のたどり直し(Journeys)​
  3. 新しいタブページの強化
  4. 閲覧履歴や過去のチャットを参照
  5. ページをPodcastに変換
  6. インタラクティブなクイズ作成

ひとことで言うと、Edgeは「Webを開く道具」から、​情報を整理して理解する道具に寄ってきた、という感じです。これはかなり大きい変化だと思います。

1. 複数タブをまとめて要約できる

地味に一番便利そうなのがこれです。

調べ物をしていると、気づいたらタブが10枚くらい開いていること、ありますよね。
普通は1枚ずつ見返して、「あれ、どこに何が書いてあったっけ?」となるのですが、EdgeではCopilotに開いている複数タブの内容をまとめて要約させることができます。

これはかなり実用的です。
たとえば旅行の比較、ガジェット購入の検討、仕事の資料集めなど、複数ページを見比べる場面ではかなり時短になるはずです。

記事では、スマホ版Edgeをversion 148以上にアップデートして使うよう案内しています。
Copilotアイコンから「開いているタブを要約して」と頼むと、複数ページをまとめて処理してくれます。

個人的には、この機能が一番「AIがブラウザに入る意味」を感じるポイントです。
単なる検索ボックスの強化ではなく、​**“読む前に整理してくれる”**のがいいんですよね。

2. 過去の検索をたどる「Journeys」

次は Journeys という機能です。
これは、過去に調べたトピックをEdgeが追跡してくれる仕組みで、デスクトップ版ではすでにあったものがモバイルにも来た形です。

たとえば「Linuxの設定方法」を調べていたとして、あとで続きを見たいときに、いちいち履歴を掘り返さなくても、​関連する流れごと再開しやすいわけです。

記事では、設定から

をオンにすると使えると説明しています。
つまり、Edgeはただの履歴一覧ではなく、​調べ物の“物語”をまとめてくれるような方向に進んでいるんですね。

この発想はかなり良いと思います。
履歴って、普通は「過去に開いたページの羅列」でしかないのですが、Journeysはそこに意味を持たせようとしている。ここが賢いです。

3. 新しいタブページが“作業画面”っぽくなる

新しいタブページもかなり便利になっています。

これまでは「検索窓があるだけの空白画面」みたいになりがちでしたが、Edgeではそこから

などができるようになっています。

要するに、​新しいタブが“何をするか決める起点”になっているんです。
これは意外と大事で、ブラウザを開いたあとに「さて、何しよう」となる時間が減ります。

スマホって、画面が小さいぶん、行ったり来たりが面倒です。
その点、Edgeの新しいタブページは、調べ物の導線をかなり短くしてくれそうです。

4. 閲覧履歴と過去のチャットをAIが参照する

これは少し未来感があります。

Copilotが閲覧履歴を見て、以前話した内容も踏まえて会話を続けられる、という機能です。
つまり、「さっき見ていたあの話、続けて説明して」といった使い方がしやすくなります。

もちろん、便利さの裏には注意点もあります。
履歴をAIが参照するということは、言い換えると、​ブラウザがかなり多くの文脈を覚えるということでもあります。
ここは便利さとプライバシーのバランスが大事だと思います。

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とはいえ、研究やリサーチ用途ではかなり強いです。
人間が覚えていられない「さっきのページ」と「今の疑問」をAIがつないでくれるのは、正直かなり助かります。

5. ページをPodcastに変換できる

これは遊び心があって面白い機能です。

Copilotにお願いすると、​開いているWebページや複数タブをPodcast風の音声コンテンツにしてくれるそうです。
生成には数分かかるものの、できあがったら「Listen」で再生できます。再生中は一時停止や10秒戻し、10秒送りも可能です。

これは、読むのがつらい長文や、移動中に内容を追いたいときにかなり便利そうです。
全部を音声で吸収するのが最適かは別として、​**“ながら聞き”に落とし込める**のは強いですね。

個人的には、「WebをPodcastにする」のはAI機能の中でもかなり好きです。
なぜなら、AIっぽさが単なる自動要約ではなく、​情報の受け取り方そのものを変える方向にあるからです。

6. クイズで学習モードに変える

最後は Study and Learn モードです。
難しめのページを開いて、「このテーマでクイズを出して」とCopilotに頼むと、​4択クイズのような形で理解度を試せます。

これは勉強用途にかなり向いています。
ただ読むだけだと頭に入ったつもりで終わりがちですが、クイズにされると「あれ、ちゃんと理解してなかった」と気づけるんですよね。

ブラウザが「閲覧ツール」ではなく、​学習支援ツールに変わるイメージです。
これも地味にすごい。教育用途や資格勉強にも相性が良さそうです。

そのほかの機能もある

記事では、ほかにもいくつか補足されています。

Copilot Visionは、見えている画面そのものをAIに見せて会話するイメージです。
これが広がると、「今この画面どういう意味?」をすぐ聞けるので、初心者支援にも強そうです。

それでも筆者はCopilotファンではない

この記事の面白いところは、筆者が最初からCopilotに好意的なわけではない点です。
むしろ、MicrosoftがCopilotをいろいろな製品に押し込んでくるやり方には批判的でした。

このスタンスはかなり正直で、好感が持てます。
AIって、どんなに便利でも「とりあえず付けました感」が強いと、逆にうっとうしいんですよね。

でも今回のEdgeは、単にAIを足しただけではなく、​調べる・比べる・続きを追う・学ぶというブラウザ本来の役割にちゃんと効いている。
だから筆者も、「モバイルではEdgeをもっと使いそうだ」と感じたわけです。

この感想、わりと本質を突いていると思います。
AI機能は、目新しさよりも実際に作業時間を減らせるかがすべてです。Edgeの新機能は、その点でかなり筋がいいです。

では、SafariやChromeは終わりなのか

そこまで単純ではないですが、​**“調べ物をよくする人”にとってはEdgeがかなり魅力的になった**のは間違いないでしょう。

SafariはiPhoneとの相性がよく、ChromeはAndroidやGoogleサービスとのつながりが強い。
この2つが今すぐ揺らぐとは思いません。
でも、​タブをまたいだ要約や、学習支援、Podcast化までやれるなら、Edgeを試す理由は十分あります。

特に、次のような人には向いていそうです。

逆に、ブラウザはとにかくシンプルでいい、余計な機能はいらない、という人にはまだ合わないかもしれません。

まとめ

Edgeのモバイル版は、AIを“おまけ”ではなくブラウジングの中心機能として押し出してきました。
特に、複数タブ要約やJourneys、クイズ化は、実際の調べ物や学習で効きそうです。

Copilotが好きかどうかは別として、今回のEdgeは「AIブラウザってこういう使い道があるのか」と思わせる内容でした。
個人的には、これはかなり面白い進化だと思います。ブラウザ戦争、まだまだ終わっていません。


参考: I'm no Copilot fan, but these 6 new AI skills turned Edge into my favorite mobile browser

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