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「青くして」と頼むだけで終わらないもどかしさ

最初に思ったのは、「ああ、これ本当にあるよな」という妙な共感だった。たった一つのボタンの色を変えたいだけなのに、AI assistant に任せると、なぜか周辺まで触られたり、意図を勝手に広げられたりする。この記事はそのイライラを、かなり小さく、しかも体感として味わわせるところがうまいと思った。

面白いのは、ここで問題にされているのが「AI が賢すぎる」ことではなく、「賢いふりをして余計なことをする」ことだと思う点だ。人間の依頼って、本来は「この一箇所だけ変えて、他はそのまま」がかなり多い。でも agentic AI は、名前の通り自分で判断して動こうとするので、素直に従うより、文脈を読んで“改善”しようとする。そのズレがこの短い作品では笑いになっているけれど、実務だと普通に困るはずだ。

同時に、ここでの「Do not let Claude change anything else」という一文がじわっと効く。モデル名を出しているのも含めて、これは単なるギャグではなく、AI に何を任せ、何を絶対に触らせないかという境界線の話でもある。便利さを求めるほど、こちらは「これ以上は動くな」と細かく縛りたくなる。でも縛るなら AI を使う意味はどこまで残るのか。そこに、この作品のいじわるな面白さがあると思う。


参考: Opusfived

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