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Claudeが「待たせない道具」に近づいた

いちばん最初に思ったのは、ようやくAIが“人の前に割り込む存在”から少し離れたな、ということだった。PCを勝手に触るAIって、便利そうに見えて、実際にはこちらの操作とぶつかりやすい。記事にあるように、これまではユーザーが別の作業をすると干渉して失敗することもあったという。あれは想像以上にストレスが大きいはずで、AIの性能以前に、机の上での居場所の問題だったんだと思う。

バックグラウンドで動くようになると、体感はかなり変わるはずだ。AIに画面操作を任せているあいだ、自分はメールを書くなり、別の資料を直すなりできる。つまり「AIの作業を見守る時間」が減る。こういう改善は地味だけれど、実際の使い心地を一段上げる。生成AIは派手な新機能より、こういう摩擦を削るほうが効くのではないかと思う。

ただ、Macだけというのは少し引っかかった。しかも macOS Sequoia 15 以降に限る。ベータで、しかも Pro / Max 向け。触れる人がかなり絞られているので、「今すぐ誰でも使える未来」ではない。とはいえ、こういう制約つきの実験でも、先に使い勝手の型を作るのは意味があるはずだ。Windows側にも広がるなら、AIの“同居のしかた”はさらに変わっていくだろうと思う。


参考: もうユーザーの作業を妨げない ~「Claude」のPC操作、バックグラウンドで動作可能に/「Pro」「Max」向けにベータ提供、バックグラウンド動作は今のところMacのみ

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