パソコン版 Google ドライブ(Google Drive for desktop)で同期が止まったとき、原因は「全体が止まっている」のか「一部のファイルだけ止まっている」のかで大きく分かれます。まずタスクバー(Windows)またはメニューバー(Mac)の Google ドライブのアイコンをクリックして、状態を見てください。
| 見えている症状 | 考えられる原因 | 見るところ |
|---|---|---|
| どのファイルも「アップロード待ち」「同期中」のまま進まない | 通信・プロキシ、アプリの一時的な停止、Google 側の容量不足 | 確認1〜確認4 |
| 特定のファイルだけ同期されない | ファイル名、開きっぱなし、権限 | 確認5 |
| パソコンで保存したのに、スマホやブラウザーに出てこない | 別の Google アカウントを見ている、同期がまだ終わっていない | 確認1 |
| パソコンのディスクがいっぱいになった/オフラインでファイルが開けない | 「ストリーミング」と「ミラーリング」の設定 | 確認6 |
パソコン版ドライブ、ブラウザー、スマホでログインしている Google アカウントが同じかを確認します。個人用と仕事用のアカウントを使い分けている人は、ここが原因のことがよくあります。
Google アカウントの保存容量(無料の場合は 15GB)は、Google ドライブ・Gmail・Google フォトで共有されています。ドライブ自体はほとんど使っていなくても、写真やメールで上限に達していると、ドライブにファイルをアップロードしたり作成したりできなくなります。
Gmail の送受信や Google フォトのバックアップも止まるので、ドライブ以外の症状が出ていないかも合わせて確認してください。
Google の案内では、同期しない主な理由として「インターネットに接続していない」「プロキシの設定がパソコン版ドライブの動作を許可していない」「管理者が組織や端末でのパソコン版ドライブの使用を許可していない」などが挙げられています。
会社のパソコンで、自宅では同期するのに社内だけで止まる場合は、ファイアウォールやプロキシでドライブの通信が止められている可能性が高いので、管理者に相談してください。
再起動しても止まったままなら、アカウントの接続をいったん解除して、接続し直します。
それでも直らない場合は、Google の公式ダウンロード ページからパソコン版ドライブを入れ直します。
Google の案内によると、権限やネットワークのエラーなどでアップロードできなかったファイルは、パソコンの中の「一時保管用」フォルダー(lost_and_found)にコピーされます。接続を解除したあとにファイルが見当たらないときは、次の場所を確認してください。
C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\Google\DriveFS\lost_and_found\<アカウント トークン>/Users/<ユーザー名>/Library/Application Support/Google/DriveFS/lost_and_found/<アカウント トークン>全体は同期しているのに、一部のファイルだけ残る場合は、ファイル側を疑います。
パソコン版ドライブには、マイドライブのファイルの持ち方が2種類あります。どちらを選んでいるかで、起きやすい問題が違います。
| 方式 | 仕組み | 起きやすい問題 |
|---|---|---|
| ストリーミング | ファイルはクラウドに置き、使うときにだけ読み込む。パソコンの容量をほとんど使わない | オフラインだとファイルが開けない |
| ミラーリング | パソコンとクラウドの両方に完全なコピーを持つ。オフラインでも開ける | パソコンのディスクの空き容量が足りないと同期できない |
Google の案内では、パソコン版ドライブでファイルを同期するには、ローカル ストレージ(パソコンのディスクや外付けドライブ)に十分な空き容量が必要とされています。ミラーリングで止まっている場合は、まずディスクの空きを確認してください。
切り替えは次の手順です。
ストリーミングのまま特定のファイルだけオフラインで使いたい場合は、そのファイルを右クリックして、オフラインで使用できるように指定します。
自分の環境をいくら見直しても直らないときは、Google Workspace のステータス ダッシュボードで、ドライブに障害が出ていないか確認してください。