Teams の通知トラブルは、症状によって見る場所がまったく違います。特に「来ない」と「減った」は見た目が似ていますが、後者は Microsoft が意図的に仕様を変えたもので、設定をいくら見直しても元には戻りません。まず症状を分けてください。
| 症状 | 原因の系統 | 見るところ |
|---|---|---|
| バナーも音も一切来ない | どこかの層で通知がオフになっている | 「通知を止める3つの層」 |
| 特定のチャネルだけ来ない | チャネル単位の通知設定 | 第1層 |
| 通知が残り続ける・赤いバッジ(未読数)が消えない | 未読のアクティビティが残っている、または表示の不具合 | 「消えない・バッジが残るとき」 |
| Planner のタスクへのコメント通知が来なくなった | 仕様変更(@メンションされたときだけ通知) | 「減ったのは仕様変更」 |
Teams の通知は、次の3つの層を順に通って届きます。どこか1つでもオフになっていれば届きません。上から順に確認すると早く見つかります。
チャネルは、チャネルごとに通知のオン・オフを持っています。特定のチャネルだけ通知が来ない場合はここです。
「アクティビティ フィードのみ」だと、Teams の中のアクティビティには出ますが、画面の端にバナーは出ません。
選択肢は次の3つです。
「バナーが出ない」なら、ここが「アクティビティのみ」になっていないか確認してください。会社によっては、管理者の設定で変更できない項目もあります。
Teams 側の設定が正しくても、OS 側で止まっていると通知は出ません。
Windows 11
Mac
iPhone
Android
通知の赤いバッジが消えない場合、まずは未読のアクティビティが本当に残っていないかを確認します。
それでもバッジが消えない場合は、Teams を完全に終了して起動し直し(タスクバーの Teams アイコンを右クリック →[終了])、それでも直らなければサインアウトしてサインインし直します。
ここで注意したいのが、以前よく紹介されていた「Teams のキャッシュを削除する」という対処です。Microsoft は、通知や未読数がおかしい問題には、キャッシュの削除を推奨しないと明記しています。キャッシュを消してもこの種の問題は直らず、原因を調べるための診断ログまで消えてしまうからです。
直らないまま続く場合は、キャッシュを消す前に診断ログを取り(新しい Teams では Ctrl + Alt + Shift + 1 でダウンロード フォルダーに保存されます)、社内の管理者に「いつから」「どの端末で」バッジが消えないかを添えて相談してください。
「Planner のタスクにコメントを書いても、担当者に通知が行かなくなった」という相談は、不具合ではありません。
新しい Planner では、従来の「コメント」が タスク チャット に置き換わりました。Microsoft のサポート記事には、タスク チャットの更新は、明示的にメンションされた人にしか通知されないと書かれています。以前はすべてのコメントが関係者に通知されていましたが、利用者からの「通知が多すぎる」という意見を受けて意図的に変えられた動作です。
相手に知らせたいときは、メッセージの中で @ に続けて相手の名前を入力してメンションしてください。メンションされた人には、Teams のアクティビティとメールで通知が届きます。この動作を設定で元に戻す方法は案内されていません。
3つの層をすべて確認しても通知が来ない場合は、次の点を管理者に伝えて相談してください。
会社の設定(ポリシー)で通知の一部が制限されている場合、利用者の操作では変更できません。