セルをクリックしても入力できず、上部に「保護されたシート」という表示が出てしまう状態です。
Excel 2024 や Excel for Microsoft 365 で作業していると、昨日まで普通に触れていたシートが急に編集できなくなることがあります。急いでいるときほど焦りますが、原因はだいたい限られています。上から順に試してみてください。ほとんどの場合、数分で戻せます。
一番多いのはこれです。Excel 2024 / Excel for Microsoft 365 for Windows 11 24H2 では、シート単位の保護が入っていると入力や削除が止まります。
パスワードがわからない場合、ここは推測で突破しようとしないでください。公式の復旧手段に進むのが安全です。
なお、保護が外れるとセル編集だけでなく、行や列の挿入、書式変更もできるようになります。
「シートは触れるのに、シートの追加・削除だけできない」というときは、ブック構造の保護が原因です。画面上は似ていて、見落としやすいところです。
複数人で管理しているファイルだと、この設定だけ残っていることがあります。
上から試してみてください。シート保護ではなく、こちらで止まっているケースもかなりあります。
少しややこしいのがこのパターンです。セル自体が「ロック済み」になっていると、保護を外していない限り編集できません。逆に、ロック設定だけでは編集不可にはなりません。保護とセットで効く仕組みです。
「保護は外したはずなのに一部だけ触れない」というときは、この設定が残っていることがあります。ほとんどの場合、これで直ります。
Excel 2024 for Windows 11 24H2 では、ファイルが読み取り専用だと編集できません。保護とは別物ですが、見た目はかなり似ています。
メール添付や共有フォルダーから開いたファイルでよく起きます。元ファイルの権限が弱いと、解除しても再び戻ることがあります。
OneDrive や SharePoint 上のファイルでは、Excel側ではなく権限が原因のこともあります。Excel for Microsoft 365 では特にここが混ざりやすいです。
会社の共有ブックは、見た目では保護が外れていても権限で止まることがあります。こういうときは、Excelの設定をいじるより権限確認のほうが早いです。
ここまでやっても解除できないなら、Excel本体の不具合やアドインの影響も疑います。
Microsoft 公式サポートを使う
[ヘルプ] → [サポート] から問い合わせます。Microsoft 365 の契約がある場合は、アカウント経由で案内が出ます。
Office の修復を試す
Windows 11 24H2 なら、[設定] → [アプリ] → [インストールされているアプリ] → [Microsoft 365] → [変更] から [クイック修復] を試します。直らなければ [オンライン修復] へ進みます。
再インストールする
一度アンインストールしてから、Microsoft の公式サイトまたは Microsoft Store から再インストールします。作業前に、必要なブックを OneDrive や外付けドライブに保存しておくと安心です。
パスワードがわからない場合も、非公式ツールには頼らず、所有者や管理者に確認してください。回り道に見えて、これがいちばん安全です。