PowerPointで録画したのに、再生すると音声だけ入っていない。そんなときに見る場所を順番に整理します。
結論から言うと、いちばん多いのは「録画時にマイクがオフだった」「PowerPoint側でマイクの入力先が違っていた」「Windows 11 24H2 か macOS Sequoia 側で、アプリにマイク権限がなかった」のどれかです。まずは PowerPoint の録画画面でマイクアイコンと入力デバイスを確認し、次に OS のプライバシー設定で PowerPoint のマイク許可を見直してください。ここだけで直る人がかなりいます。
上から順に試してみてください。ほとんどの場合これで直ります。
PowerPoint 2024 または Microsoft 365 では、録画前の見落としがかなり多いです。
Step 1
[スライド ショー] → [録画] → [現在のスライドから録画] を開きます。
Step 2
録画画面の下にあるマイクのアイコンを見て、斜線が入っていないか確認します。斜線があればクリックしてオンにします。
Step 3
話しながら録画して、音声レベルが動くか見ます。無反応なら、次の「入力デバイス」の確認へ進みます。
USBマイク、ヘッドセット、Web会議用の仮想デバイスを使っていると、PowerPointが別のマイクを拾うことがあります。
Step 1
Windows 11 24H2 なら [設定] → [システム] → [サウンド] を開きます。
macOS Sequoia なら [システム設定] → [サウンド] → [入力] を開きます。
Step 2
普段使っているマイクが選ばれているか確認します。ノートPC内蔵マイクではなく、USBマイクで録っていたならそちらを選びます。
Step 3
PowerPointに戻り、いったん録画を止めてから、同じスライドをもう一度録り直します。入力先が変わっただけで解決することがあります。
アプリに権限がないと、見た目は録画できていても音声だけ空になります。
Step 1
Windows 11 24H2 では [設定] → [プライバシーとセキュリティ] → [マイク] を開きます。
「アプリにマイクへのアクセスを許可する」と「デスクトップアプリにマイクへのアクセスを許可する」がオンか確認します。
Step 2
macOS Sequoia では [システム設定] → [プライバシーとセキュリティ] → [マイク] を開き、Microsoft PowerPoint にチェックを入れます。
Step 3
設定を変えたら PowerPoint をいったん終了し、もう一度開きます。ここは再起動が効きます。
録画後に音声が入っていないように見えても、実はスライドごとの録音が外れているだけのことがあります。
Step 1
[スライド ショー] → [録画] で該当スライドを開きます。
Step 2
ノートや録画タイムラインが空なら、そのスライドでは音声が保存されていません。録画し直す必要があります。
Step 3
別のスライドでは音声があるのに一部だけない場合は、録画の途中でマイクが切れた可能性が高いです。途中で USB マイクを抜いていないかも思い出してください。
Teams、Zoom、Webex を開きっぱなしにしていると、マイクを別アプリが占有することがあります。
Step 1
会議アプリをすべて終了します。
Step 2
USBマイクやヘッドセットを一度抜き、10秒ほど置いてから差し直します。
Step 3
PowerPointを起動し直して、同じ操作で短くテスト録画します。上から試していけば、無駄打ちは少ないです。
Microsoft 365 を使っているなら、まず公式サポートを見ます。PowerPoint の不具合が疑わしいときは、Microsoft サポートの「Office の修復」案内を確認してください。Windows 11 24H2 なら [設定] → [アプリ] → [インストールされているアプリ] → [Microsoft 365] → [変更] から「クイック修復」を試せます。macOS Sequoia なら Microsoft AutoUpdate で PowerPoint を最新に更新し、それでもだめなら PowerPoint を削除して再インストールします。
再インストールの前に、録画済みファイルは必ず別名で保存しておきましょう。テンプレートやアドインが壊れているだけなら、更新で戻ることもあります。そこまでやっても音声が入らない場合は、マイク本体の故障も疑ってください。別のアプリ、たとえばボイスメモやサウンドレコーダーで音が入るか確認すると切り分けやすいです。
ほかの症状は Word・PowerPoint のトラブル解決まとめ から探せます。