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プランモードで「やる前に方針を確認」する使い方

Claude Code を使うとき、いきなり変更を走らせる前に「まず方針だけ見せて」と挟む使い方があります。これがプランモードです。
ファイル整理でも、文書作成でも、コード修正でも、先に段取りを確認できるので、「思っていたのと違う」をかなり減らせます。特に、削除や移動のように戻しにくい作業では効きます。

たとえば、散らかった作業フォルダを整理したいとします。いきなり消さずに、Claude Code に「どう整理するつもりか」を出させれば、危ない手を打っていないか先に見られます。案件フォルダを月別に分けたい弁護士の人や、重複資料を減らしたい総務担当、古い下書きを整えたい編集者にも向いています。
要するに、実行より先に設計図を確認するための使い方です。

まずは、やりたいことをそのまま頼みます。ポイントは「実行」ではなく「計画を出して」と明示することです。

このフォルダ内の不要ファイルを整理したいです。
いきなり変更せず、まず手順と影響をプランとして示してください。
削除候補、移動候補、注意点を分けて説明してください。

もう少し具体的にするなら、目的をはっきり書いたほうが、プランの質が上がります。

この案件フォルダを、提出済み・作業中・保管用の3つに整理したいです。
実行はまだしないで、どう分類するかの方針を先に確認したいです。
名前のルールも提案してください。

ディスクを空けたいときも同じです。削除は取り返しがつかないので、プランを先に見る価値が高い場面です。

このディレクトリの中で、容量削減の候補を洗い出したいです。
削除してよさそうなもの、残すべきもの、確認が必要なものに分けて、
実行前の方針だけ提案してください。

文書作成でも役に立ちます。たとえば契約書のたたき台、社内手順書、議事録の整形などで、「章立てをどうするか」を先に見られます。

このメモをもとに社内手順書を作りたいです。
いきなり本文を書かず、まず構成案と、足りない情報を質問してください。

プランモードで見ておきたいのは、単なる手順の並びではありません。どのファイルに触るのか、どこが危ないのか、どこで人間の確認が必要か、そこです。
とくに、削除・上書き・リネーム・フォーマット変更が入る作業は、プランを見てから進めるほうが安心です。

使うときのコツは、依頼文に三つの軸を入れることです。何をしたいか、何はまだしないか、何を見たいか。
この三つがあると、Claude Code は「実行案」ではなく「確認しやすい方針」を返しやすくなります。

目的: 画像ファイルを整理したい
まだしないこと: ファイルの移動、削除、名前変更
見たいもの: 整理の方針、分類基準、想定されるリスク

注意したいのは、プランを見たあとに「そのまま全部やって」と雑に続けないことです。方針がよくても、ファイル名の例外や、保管ルールの例外が潜んでいます。
たとえば請求書、契約書、顧客データのように、あとから参照されるものは、削除ではなく保管の設計が大事です。プランを見て、曖昧な点を一度つぶしてから実行に進むほうが安全です。

もう一つの落とし穴は、プランの細かさを求めすぎることです。最初から完璧な設計図を出させようとすると、かえって話が進みにくくなります。
まずは大まかな方針で十分です。必要なら、そのあとに「この部分だけもう少し詳しく」と重ねればいい。プランモードは、一発で答えを固定するためではなく、事故を減らしながら前に進むために使います。

少し進んだ使い方をするなら、プランを複数案で出してもらうやり方があります。たとえば「安全重視」と「作業効率重視」の2案を見比べると、判断しやすくなります。

このフォルダ整理について、2つの方針を出してください。
1. 安全重視で、迷うものは残す案
2. すっきり重視で、分類を強める案
それぞれのメリットと注意点も書いてください。

これを使うと、非エンジニアの作業でもかなり見通しがよくなります。
たとえば、古い原稿や画像素材が混ざった共有フォルダを整理するとき、まず「残す・移す・捨てる」の線引きを見せてもらい、それから人間が判断する。そうすると、あとで探し直す手間が減ります。

最後に覚えておくといいのは、プランモードは「慎重すぎるための機能」ではないということです。むしろ逆で、先に方針を確認しておくから、あとで安心して速く進めます。
雑に始めて後戻りするより、最初に少しだけ立ち止まるほうが、結果的に早い。Claude Code を使う場面では、この差がかなり効きます。

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