Excel 2024 で「1行おきに色を付けたはずなのに、全部同じ色になる」「途中からずれる」「空白行まで塗られてしまう」。
結論から言うと、いちばん多い原因は「数式の参照がずれている」か「適用先の範囲が違っている」ことです。
まずは [ホーム] → [条件付き書式] → [新しいルール] → [数式を使用して、書式設定するセルを決定] を開き、=MOD(ROW(),2)=0 を入れてみてください。
ほとんどの場合、これと適用範囲の見直しで直ります。上から順に試していけば大丈夫です。
条件付き書式で1行おきに色を付けるなら、まずは数式をシンプルにします。
奇数行を塗るか偶数行を塗るかで、式が少し変わります。
Step 1. 色を付けたい範囲をドラッグして選びます。たとえば A2:F100 のように、見出し行を除いた範囲にしておくと扱いやすいです。
Step 2. [ホーム] → [条件付き書式] → [新しいルール] を開きます。
Step 3. [数式を使用して、書式設定するセルを決定] を選びます。
Step 4. 奇数行を塗るなら =MOD(ROW(),2)=1、偶数行を塗るなら =MOD(ROW(),2)=0 を入力します。
Step 5. [書式] で塗りつぶし色を選び、[OK] を押します。
もし「最初のデータ行を必ず色付きにしたい」なら、開始行に合わせて式を変えます。たとえば A2 から始まる範囲なら、=MOD(ROW()-ROW($A$2),2)=0 のようにするとズレにくいです。
ここを合わせるだけで、思った通りに並ぶことが多いです。
ルールは正しくても、適用先がずれていると表示が乱れます。特に Excel 2024 では、列だけ選んだつもりが途中で切れていた、というミスが起きやすいです。
Step 1. [ホーム] → [条件付き書式] → [ルールの管理] を開きます。
Step 2. 一覧から該当ルールを選び、[適用先] を確認します。
Step 3. たとえば =$A$2:$F$100 のように、表全体をきちんと指定し直します。
Step 4. [OK] で閉じ、シートに戻って色の付き方を見ます。
表の途中だけに色を付けたい場合は、その範囲だけを適用先にします。逆に、あとで行を追加する予定があるなら、少し広めに取っておくと崩れにくいです。
「以前作った条件付き書式」が残っていると、新しいルールが効かないことがあります。地味ですが、これが原因のこともかなりあります。
Step 1. [ホーム] → [条件付き書式] → [ルールの管理] を開きます。
Step 2. 似たようなルールが複数ないか見ます。
Step 3. 使っていないルールは削除、残すルールは優先順位を上げます。
Step 4. [このワークシート] を選んで、ほかの範囲に変なルールがないかも確認します。
複数の色分けを重ねていると、上のルールが勝って見た目が変わります。上から順に試してみてください。ほとんどの場合これで整理できます。
Ctrl+T で作ったテーブルは、普通のセル範囲と少し挙動が違います。交互色は自動で付けられる一方、条件付き書式を別で入れるとややこしくなります。
Step 1. テーブル内をクリックします。
Step 2. [テーブル デザイン] タブを開きます。
Step 3. [縞模様] のオン/オフを確認します。
Step 4. 条件付き書式で塗る場合は、テーブルの自動書式と重ならないように調整します。
この場合は、条件付き書式を頑張るより、テーブルの縞模様を使ったほうが早いこともあります。
Excel for Microsoft 365 / Excel 2024 で設定を見直しても直らないなら、アプリ側の不調も疑います。
まず [ファイル] → [アカウント] → [更新オプション] → [今すぐ更新] で最新版にしてみてください。Windows 11 24H2 なら、Office の更新が途中で止まっていることがあります。
次に、[設定] → [アプリ] → [インストールされているアプリ] から Microsoft 365 を選び、[変更] → [クイック修復] を試します。これで足りなければ [オンライン修復] まで進めます。再インストールが必要な場合は、Microsoft の公式サポートページから手順どおりに進めてください。
ライセンス情報やファイルは消さずに済むことが多いですが、念のため OneDrive やローカル保存のバックアップは先に取っておくと安心です。
ほかの症状は Excel のトラブル解決まとめ から探せます。