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チャットボット体験のほうが、先に変わりそうだと思った

いちばん引っかかったのは、ここで褒められているのが「賢さ」そのものではなく、待たされないことと、面倒を肩代わりしてくれることだった点だ。LLMの話になると、ついモデル性能の差に目が行くけれど、実際に使う側が毎日つまずくのは、返事が遅いとか、どの会話が何のためのものか分からなくなるとか、権限を渡すのが怖いとか、そういう地味な部分なんだと思う。

特に、channelごとにアクセス範囲を分けて、さらにその上に階層を作るという発想は、かなり筋がいいと感じた。人間がアドホックに「このチャットはこの案件用」と気をつけるより、最初から製品の側がそういう整理を前提にしてくれたほうがずっと楽だ。しかも、credentialsを渡させる方向ではなく、既存のconnectorを使う方向に寄せているのがいい。便利さのために鍵を預けるのは、かなり雑な設計だと前から思っていたので、そこを「やらせない」ほうに振っているのは素直に好感が持てる。

一方で、これが「未来」かと言われると、少し言い過ぎにも見える。筆者自身も、これは自分の使い方には合っていると認めているし、音声操作はまだDotのほうが上だとも書いている。つまり、万能な新世代というより、「チャットを仕事の道具として使うときのストレスをかなり減らした実装」に見える。たぶん本当に大事なのは、会話の中身より、会話の周辺にある管理の煩わしさをどこまで消せるかなんだろう。


参考: Duet is the future of chatbot interaction — fig.blue

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