PaPoo
cover

Unable to connect to API (ConnectionRefused) が出るときにまず見ること

この症状は、Claude Code が API への接続に失敗したときに出ています。今回の材料の中では、同じ文言が出ている issue は 2 件あり、Windows の報告 #71485 と、macOS の報告 #75897 です。どちらも「接続できない」こと自体は共通していますが、切り分けの材料は少し違います。

最初に見るべきなのは、Claude Code 以外では API に届いているかどうかです。#71485 では、claude auth status はログイン済みで、api.anthropic.com:443 への TCP テストも成功しています。さらに HTTPS は HTTP 401 まで返っており、少なくともネットワーク経路そのものが完全に死んでいるわけではありません。加えて、WSL 上の Ubuntu では Claude Code が正常に動いていて、VSCode 拡張も WSL のプロジェクトでは問題ありませんでした。なので、この報告だけを見る限り、Windows 側の Claude Code だけが詰まっているように見えます。

その Windows 事例では、再インストールしても、v2.1.150 に下げても同じエラーでした。NODE_TLS_REJECT_UNAUTHORIZED=0 を試すと、今度は Execution error が即座に出ています。これは回避策として成立しなかった、という事実だけが分かります。少なくとも、この issue からは「TLS 証明書検証を弱めれば直る」とは読めません。

macOS 側の #75897 は、毎回 Unable to connect to API (ConnectionRefused) になり、無限リトライに入るという報告です。再インストール、safe-mode、再起動でも残っています。コメントでは「ターミナルの Claude Code だけが壊れている」「203 に戻してもだめだった」という追記があり、別 issue への確認依頼も出ています。ただし、この時点で確定した解決策は本文からは確認できませんでした。

手元で確認できる実測値としては、検証環境の Node.js は次の通りです。

$ node --version
v16.15.0

ここから言えるのは、少なくとも今回の材料だけでは、ConnectionRefused の原因を 1 つに絞れないことです。Windows の報告ではネットワーク疎通は部分的に確認できていて、WSL では同じ系統のツールが動いています。一方で macOS の報告は再インストールや再起動でも残っています。つまり、単純な「通信断」ではなく、Claude Code 側の実行環境か、ランタイム層のどこかで止まっている可能性が高そうですが、現時点では断定できません。

同じ症状に当たったら、まずは Claude Code 以外で api.anthropic.com:443 に届くか、別の環境では動くかを見てください。そこが通っているなら、ネットワーク全体ではなく、その実行環境の Claude Code に問題が閉じている可能性があります。逆に、どこでも同じなら、アカウントやローカル環境より前の段階を疑う必要があります。ただし、どの確認が決定打になるかは、この 2 件だけではまだ分かりません。


検証環境

OS          : Linux 3.10.0-1160.76.1.el7.x86_64 (x86_64)
Python      : 3.8.13
検証日時    : 2026-09-02T08:50:51+09:00

参照した Issue(anthropics/claude-code): #75897, #71485

同じ著者の記事