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LINEの既読がつかない・相手に表示されない原因と対処法【2026年9月・全面改訂版】

このテーマは半年ほど前に一度書いた。当時の結論は「通信を疑う、アプリを再起動する、数時間待つ、ブロックと決めつけない」で、実際それで大半は片付いていた。

ところがこの半年で前提が二つ壊れた。ひとつは2026年2月のトークタブ全面刷新で、一括既読の場所が変わり、刷新直後にはトーク一覧が真っ白になる不具合まで出た。もうひとつはiOS 26で、長年定番だった「既読を付けずに読む」裏技が事実上封じられた。

つまり「既読がつく/つかない」の意味そのものが、半年前とは少しズレている。前の記事の手順は間違っていないが、その前にそもそも何が起きているのかの切り分けから書き直す必要が出た。

まず、「既読がつかない」は3つの別問題が同じ顔をしている

ここを混ぜると、待っても直らない・再起動しても直らない、という噛み合わない状態になる。

順番も大事で、​①→②→③ の順でしか正しく切り分けられない。多くの人が①を飛ばして、いきなり③(ブロックされたのでは)に飛ぶ。

① 送れているかを、まず自分の画面で確認する

送信直後にトークルームで時計マーク(送信中)が回り続けている、あるいは赤い「!」マークが出ているなら、既読がどうこう以前にメッセージが出ていない。

この状態は電波が悪い場所で書いて送信ボタンを押し、そのままアプリを閉じたときによく起きる。トークリストに戻ると「送信済み」に見えることがあるので、​トークルームを開いて吹き出しの右側を見るのが確実だ。「!」が出ていたらタップして再送する。

ここで一点だけ、機内モードとの合わせ技に注意がいる。機内モードで下書きして送信操作をしたつもりでも送信キューに積まれているだけで、解除するまで相手には届かない。「送ったのに一日既読がつかない」と思っていたら、そもそも出ていなかった、という事故がいちばん多い。

② 2026年2月のトークタブ刷新で、「既読=読んだ」ではなくなった

2026年2月上旬から順次、LINEのトークタブが刷新された。変更点は大きく3つある。

3つ目が既読の話に効いてくる。​一括既読は、トークルームを一度も開かないまま既読を付ける操作だ。奥に入ったぶん誤爆は減ったが、逆に「溜まった未読を片付ける」目的でまとめて押す人は一定数いる。

その結果として、​既読がついた=メッセージを読んだ、とは限らなくなっている。既読直後に返信が来ないことを「読んで無視された」と解釈するのは、2026年の仕様ではやや無理がある。既読が付いていて返事がない場合、相手が一括既読で流していて内容自体を見ていない可能性は普通にある。

なお刷新直後の2月には、​トーク一覧が真っ白のまま表示されない・極端に重いという不具合も報告された。これに当たっていると、既読は付いているのに自分の画面に反映されない、という見え方になる。アプリの再起動と最新版へのアップデートで解消する類のものだ。

③ 「既読をつけずに読む」手口は、2026年に半分死んだ

「相手は読んでいるのに既読を付けていないのでは」という疑い。これは半年前より確度が落ちている。既読回避の手段が、OS側の変更でかなり潰れたからだ。

iOS 26で通知センターの裏技が封じられた。​ ロック画面上部から1mmだけ通知センターを引き下ろし、トークリストを見える状態に保ったまま中身を読む——という定番の手口があった。iOS 26では通知センターを開いた状態からトークリスト画面に触れなくなり、読むには通知センターを閉じるしかない。閉じれば既読が付く。技術的に不可能ではないが、実用的な手段ではなくなった。

Android 14以降、既読回避アプリで画像が見えなくなった。​ 通知を横取りして中身を表示する系のアプリは今も動くが、Android 14以降は写真が取得できない。そもそもアプリを入れる前に届いたメッセージは対象外なので、万能ではない。

いま現役で残っているのは、この4つに絞られる。

まとめると、​​「既読がつかない=まだ読んでいない」の信頼度は、半年前より上がった。ただし長押しプレビューだけは生き残っているので、短いメッセージなら読まれている可能性は残る。断定はできない、という結論自体は変わらない。

④ 自分の端末側が原因のケース

相手を疑う前に潰しておく項目。

⑤ ブロック・受信拒否の判定は、単独の指標ではできない

既読が付かない状態が何日も続く場合の最後の可能性。ただし​「既読が付かない」だけではブロックの証拠にならない。ここは明確にしておきたい。

いま残っている判定材料は、この4つ。

2022年頃まで出回っていた裏ワザの類はほぼ死んでいる。​ タイムライン(現LINE VOOM)の表示を使う判定なども、仕様変更で成立しなくなった。古い記事の手順をそのまま試しても再現しない。

そして重要なのは、​どれも単独では判定材料にならないという点だ。スタンプがプレゼントできない理由は「すでに持っている」場合もある。複数の指標が一致して初めて「可能性が高い」と言える程度のもので、確証にはならない。

やってはいけないこと

これから変わりそうなところ

LINEヤフー(LY Corporation)は2026年に入ってからアプリの構造改編を続けている。2月のトークタブ刷新に続き、​ウォレットタブが「ミニアプリタブ」として刷新され、トークルーム内でAIエージェントを呼び出す​「Agent i in chat」が2026年内に提供予定、​PayPayとのアカウント連携も2026年夏以降に始まる。

トーク画面まわりのUIはまだ動く。長押しプレビューの挙動や既読の見え方も、次の大型アップデートで変わる可能性がある。この手の記事は半年で古くなる、というのが今回の実感でもある。

まとめ

2026年9月時点で、既読がつかないときの順番はこうなる。

  1. 自分の画面で「送信できているか」を見る​(時計マーク・「!」マーク)
  2. 数時間から1日は待つ。②が原因のケースが依然として最多
  3. 自分の端末を疑う​(通信・アプリ更新・PC版・引き継ぎ)
  4. ブロック判定は複数の指標が揃ってから

そのうえで、半年前から変わった点を2つだけ覚えておけばいい。​既読がついても読まれたとは限らない​(一括既読がある)。そして既読がつかないなら、以前より高い確率で本当に読まれていない​(iOS 26とAndroid 14で回避手段が潰れた)。

既読の有無は、相手の気持ちの指標ではなく、端末とアプリの状態の指標でしかない。これは仕様が何度変わっても変わらない。

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