Tool execution failed が出るとき、まず見るべきこと自分のケースかどうかは、かなりはっきりしています。少なくとも issue 報告では、Claude Desktop / Claude Code 側で MCP の tool call が失敗し、相手のサーバーに届いていない例が出ています。
#80105 では、outputSchema を宣言した MCP ツールだけが Tool execution failed になり、サーバー側のログに tools/call が一切残らないと報告されています。報告者の環境は Claude Desktop 1.24012.1、Windows 11、mssql-mcp v2.3.2 です。
一方で、同じサーバー上でも outputSchema を持たないツールは正常に動く、と書かれています。
#80094 でも、Claude Desktop の MCP filesystem サーバーで同系統の不具合が報告されています。こちらは macOS で、tools/call が新しい schema では送られず、古い schema は登録時点で落ちる、という内容です。なお、この issue の記述は途中までしか見えていませんが、「ツール呼び出しが期待どおりにサーバーへ届かない」タイプの症状だと読めます。
手元で確認できた範囲では、Claude Code CLI 自体は入っています。
$ claude --version
2.1.207 (Claude Code)
MCP 関連のサブコマンドもあります。
$ claude mcp --help
Usage: claude mcp [options] [command]
Configure and manage MCP servers
Options:
-h, --help Display help for command
Commands:
add [options] <name> <commandOrUrl> [args...] Add an MCP server to Claude Code.
Examples:
... (以下 33 行省略)
登録済みの MCP サーバー一覧では、少なくともこの 3 件は接続済みでした。
$ claude mcp list
Checking MCP server health…
claude.ai Google Drive: https://drivemcp.googleapis.com/mcp/v1 - ✔ Connected
claude.ai Gmail: https://gmailmcp.googleapis.com/mcp/v1 - ✔ Connected
claude.ai Google Calendar: https://calendarmcp.googleapis.com/mcp/v1 - ✔ Connected
ここから言えるのは、「MCP サーバーがまったく見えていない」状態とは違う、ということです。claude mcp list で Connected になっているサーバーはあります。なので、もし自分の環境でも Tool execution failed が出るなら、まずは「どのツールだけ失敗するか」を切り分けた方がよさそうです。outputSchema を持つツールだけ失敗するのか、filesystem 系だけ失敗するのか、あるいは特定のサーバーだけなのか、で話が変わります。
現時点で確認できている範囲では、確立した回避策は見えていません。少なくとも issue では、問題は未解決の open のままです。tools/call がサーバーに届いていないなら、サーバー側の実装だけを見ても原因が追えない可能性があります。
そのため、再現確認では「Claude 側で失敗した時に、MCP サーバーのログに tools/call が残るか」を見るのが重要です。#80105 では、そこがゼロだったと明記されています。
自分のケースを見分ける材料としては、次の3点が実用的です。
まず、失敗するツール名が固定かどうか。次に、そのツールが outputSchema を持つかどうか。最後に、サーバー側ログに呼び出しが出るかどうかです。ここが揃うと、単なる接続不良ではなく、Claude 側で呼び出しが止まっている可能性が見えてきます。
claude --version : 2.1.207 (Claude Code)
OS : Darwin 25.3.0 (arm64)
Python : 3.14.2
検証日時 : 2026-08-20T22:38:58+09:00