Excel 2024 / Excel for Microsoft 365 で「[校閲] → [シート保護の解除] を押しても外れない」「パスワードが分からず先に進めない」状態を確認している人向けです。
シート保護が外れないときは、だいたい次のどれかです。
上から順に試してみてください。ほとんどの場合、原因は「保護の種類を取り違えていた」か「パスワード入力の勘違い」です。
Excel 2024 / Excel for Microsoft 365 で該当ファイルを開き、[校閲] タブを見ます。
ここに [シート保護の解除] が出ていれば、シート保護です。
[ブックの保護] や [読み取り専用の編集] が出ているなら、別の保護です。
もし「ブックの保護」なら、[校閲] → [ブックの保護] の状態を確認します。
読み取り専用なら、いったん [ファイル] → [情報] でファイルの属性も見てください。
ここを取り違える人がかなり多いです。解除できないときは、まず表示されているメニュー名をそのまま確認すると早いです。
[校閲] → [シート保護の解除] を押して、パスワード欄が出るか確認します。
Caps Lock が入っていないか見ます。数字の「0」と英字の「O」、小文字の「l」と数字の「1」も地味に間違えやすいです。
日本語入力をオフにして、半角英数字で入れ直します。
Excel for Microsoft 365 では、コピペしたパスワードに空白が混ざることもあります。
一度メモ帳ではなく、パスワード管理ツールや社内の管理表に登録された文字列を見直します。
「過去に使っていたパスワード」を試すより、元データを確認したほうが早いです。
OneDrive 上のファイルなら、いったんローカルに保存します。
[ファイル] → [名前を付けて保存] でデスクトップへコピーしてください。
そのコピーを Excel 2024 で開いて、[校閲] → [シート保護の解除] を試します。
Microsoft 365 の共同編集中なら、他の人が同じシートを開いていないか確認します。
同期が走っている最中は、保護解除が反映されにくいことがあります。
OneDrive の同期が怪しいときは、いったん Excel を閉じて再起動します。
これで通るケースは少なくありません。
拡張子が .xls なら、[ファイル] → [名前を付けて保存] で .xlsx に変換します。
新しいブックを作り、問題のシート内容をコピーして貼り付けます。
そのうえで保護解除を試すと、古い内部情報の影響を受けにくくなります。
開けるけれど挙動がおかしい場合は、[ファイル] → [開く] → [参照] から選び、[開く] ボタン横の矢印で [開いて修復] を試します。
ここまでで直ることもあります。落ち着いて、上から順に見ていけば大丈夫です。
Excel のシート保護パスワードは、公式には復元できません。
Microsoft 公式の案内でも、パスワードが不明な場合は作成者に確認するか、保護を設定した人に解除してもらう流れになります。
やることはシンプルです。
ファイルの作成者、前任者、社内の管理担当に確認します。
共有フォルダやOneDrive の版管理で、保護されていない元ファイルが残っていないか探します。
社内ルールで管理しているなら、パスワード台帳を確認します。
非公式ツールでの解除は勧めません。ファイル破損や情報漏えいのリスクが高いからです。
Excel 2024 / Excel for Microsoft 365 を一度修復して切り分けます。Windows 11 24H2 なら、[設定] → [アプリ] → [インストールされているアプリ] → [Microsoft 365] → [変更] から [クイック修復] を実行します。直らなければ [オンライン修復] を試します。
Mac 版 Excel for Mac 16.x なら、Microsoft 365 アプリを一度終了し、最新版へ更新したうえで再起動します。それでも同じなら、ファイルを別名保存して再確認してください。
公式サポートに相談するなら、Microsoft サポートの窓口から「Excel のシート保護が解除できない」「パスワードを忘れた」として問い合わせるのが確実です。会社支給PCなら、まず情シスに相談したほうが早いです。