「No verdict (error)」が出る症状は、少なくとも issue 上では、Claude Code の auto mode で server-side の safety classifier が判定を返せず、処理が止められる状態として報告されています。該当する報告は #97870 と #97923 です。
読者が自分のケースかどうかを先に見分けるなら、まずエラー文そのものを確認するのが早いです。issue では、少なくとも次の文言が繰り返し出ています。
The server-side auto mode classifier gave no verdict (error), so auto mode cannot determine the safety of Bash.
別の報告では、ツール名が Bash 以外にも広がっていました。コメント欄では、Bash、PowerShell、WebSearch、Agent、ScheduleWakeup、ブラウザ系ツールまで同じエラーで失敗したとされています。読み取り専用の Read / Grep / Glob は影響を受けなかった、という記述もありました。
issue #97870 では、"no verdict (error)" が連続で 10 回続いたあと、ターン自体が止まったとされています。出た文言は次のとおりです。
Auto mode is unavailable — the server returned no safety verdict for the last 10 responses, so Claude stopped.
同じ issue では、失敗が一度きりではなく、06:32、08:11、09:05、11:29、12:45、12:55 UTC といった複数の時間帯にまとまって起きたと報告されています。対象になった操作も、git status / log / fetch / add、git worktree list、gh issue view、sed -n、grep | head、phpunit、Write/Edit まで広がっていました。つまり、「危険そうなコマンドだけ止まる」のではなく、普段の作業でも巻き込まれている形です。
issue #97923 は別の角度からの報告ですが、同じく auto mode の分類で作業が止められた例です。そこではローカルの docker buildx build ... --load に対して、実際には何も push も deploy もしていないのに [Production Deploy] と判定されたと書かれています。さらに、所有者が明示的に許可した作業が止められ、権限ルールを変えるよう促されたともあります。つまり、今回の症状は「安全判定が空振りする」ケースだけでなく、「判定が明らかに意図とずれる」ケースも含めて見えている、ということです。
ただし、ここで言えるのは issue に書かれている範囲までです。原因がサーバー側 classifier の一時障害なのか、特定の環境依存なのか、こちらの手元の情報だけでは断定できません。筆者の検証環境として取得できたのは OS と Python と日時だけで、再現手順や回避策までは確認できていません。
[env_summary]
OS : Linux 3.10.0-1160.76.1.el7.x86_64 (x86_64)
Python : 3.8.13
検証日時 : 2026-09-29T08:52:42+09:00
現時点で安全に言える切り分けは、次のようなものです。
The server-side auto mode classifier gave no verdict (error)... が出るこの症状が出ているなら、少なくとも issue 上では同系統の報告に当てはまります。逆に、同じ No verdict (error) でもツール名や発生範囲が違う場合は、似た別件の可能性も残ります。現時点では「server-side の auto mode classifier が判定を返さない/誤った方向に判定する」こと以上は、確認できていません。
OS : Linux 3.10.0-1160.76.1.el7.x86_64 (x86_64)
Python : 3.8.13
検証日時 : 2026-09-29T08:52:42+09:00