PowerPointでスライドを開くと、文字はきれいなのに画像だけぼやける。プレゼン中だけ急に粗く見えるなら、画像の圧縮設定か表示用の最適化が原因です。
上から順に試してみてください。ほとんどの場合、最初の2つで直ります。
PowerPoint for Microsoft 365 / PowerPoint 2024 / PowerPoint 2021 では、ここを見直すのが一番大事です。
Step 1
PowerPoint を開き、[ファイル] → [オプション] を選びます。
Step 2
[PowerPoint のオプション] 画面で [詳細設定] を開き、[イメージのサイズと画質] までスクロールします。
Step 3
[ファイル内のイメージを圧縮しない] にチェックを入れます。あわせて、保存先のプレゼンファイルを選んだ状態で [ファイルの既定の解像度] を [高品質] に変更します。
Step 4
[OK] で閉じて、いったんファイルを保存し直します。
ここで止めておくだけでも、今後追加する画像の劣化をかなり防げます。画像が多い資料ほど効きます。
既存の画像が粗い場合、設定を直しても元画像が小さいと見た目は戻りません。PowerPoint for Microsoft 365 でも、貼り込んだあとに拡大しすぎると厳しいです。
Step 1
問題の画像を右クリックして、[図の変更] を選びます。
Step 2
できるだけ元サイズが大きい画像を選び直します。Webから保存した小さな画像ではなく、元データに近い PNG や高解像度 JPG を使うのが安全です。
Step 3
画像を大きく見せたい場合は、最初から余裕のあるサイズで差し替えます。スライド上で後から無理に引き伸ばすと、プレゼン表示時に荒れやすくなります。
写真を使う資料なら、横幅 1920px 以上を目安にすると扱いやすいです。
Windows 11 24H2 で、編集画面とスライドショー画面の見え方が違うときは、GPU 周りの一時的な相性もあります。PowerPoint だけ画像が妙に粗いならここを試してください。
Step 1
[ファイル] → [オプション] → [詳細設定] を開きます。
Step 2
[表示] セクションで [ハードウェア グラフィック アクセラレータを無効にする] にチェックを入れます。
(= パソコンの映像処理を少しソフト側に寄せる設定です)
Step 3
PowerPoint を再起動して、スライドショーで確認します。
Step 4
改善したらそのまま使い、変化がなければチェックを外して戻します。
表示崩れ系は、ここで直ることが少なくありません。上から試してみてください。
macOS Sequoia の PowerPoint for Mac でも、画像がにじむことがあります。Mac は設定の場所が少し違います。
Step 1
PowerPoint for Mac を開き、[PowerPoint] → [設定] を選びます。
Step 2
[読み込みと保存] や [詳細設定] にある画像の圧縮関連項目を確認し、可能なら自動圧縮を抑える設定にします。
Step 3
PowerPoint を終了して再起動し、必要なら Mac 本体も再起動します。
Step 4
PDF 書き出しでも確認します。PDF で鮮明なら、PowerPoint のスライドショー側の表示問題である可能性が高いです。
ここまでやっても画像だけ粗いなら、アプリ側の不具合かファイル破損を疑います。
まずは Microsoft の公式サポートを使ってください。PowerPoint for Microsoft 365 なら、Microsoft サポートの案内ページから症状に近い項目をたどれます。職場アカウントで使っている場合は、Microsoft 365 管理者や社内ヘルプデスクに連絡するのが早いです。
再インストールするなら、先にファイルをバックアップしてから進めます。
Windows 11 24H2
macOS Sequoia
再インストール後は、最初に [ファイル] → [オプション] → [詳細設定] の画像圧縮設定を見直しておくと、同じ症状の再発を減らせます。