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Outlook・Excel・Word・Teams・Slack・LINE など、毎日使う業務ソフトの「なぜか動かない」「同期されない」「見つからない」を、検索した人にすぐ届くトーンで解説します。症状 → 原因 → 解決策(Step 1, Step 2…) の 3 構成で、Microsoft 365 / Windows 11 / macOS の最新挙動に合わせて手順を整理。困った 1 人をピンポイントで救う、オフィスのPCお助け担当です。

Outlookで連絡先候補が表示されない・オートコンプリートが消えたときの復元方法

宛先欄に名前を打っても候補が出ない、以前はすぐ出ていた相手が出なくなった。Outlook の宛先候補(オートコンプリート)は、​使っているアカウントの種類と Outlook のバージョンによって、候補の出どころ自体が違います。ここを知らずにネットの手順を試しても、効かないことがあります。

似た症状なら: 連絡先の候補が古い名前のまま出る / 連絡先グループが送信先に出てこない / 送信時に Cc が勝手に外れる

まず、自分がどの仕組みで候補を出しているかを確認する

使っている環境 候補の出どころ 読むところ
クラシック Outlook(Windows)+ Microsoft 365 の職場アカウント(Exchange Online)、Outlook バージョン 2202 以降 Microsoft Search(サーバー側)が候補を出す 確認1・確認2・確認5
クラシック Outlook + それ以外のアカウント(プロバイダーのメール、Gmail などの POP/IMAP、Exchange Online 以外の Exchange) Outlook が自分のメールボックス内に保存している「オートコンプリート リスト」 確認1〜確認4
Outlook on the web(ブラウザー版) ブラウザー版が別に持っているリスト 確認5

Microsoft の説明では、バージョン 2202(ビルド 14931.20604)以降の Outlook で Exchange Online のメールボックスに接続している場合、宛先の候補は Microsoft Search から提供され、「オートコンプリートを有効にする」と「候補を1件ずつ削除する」以外の従来の手順は当てはまりません。職場のアカウントで「リストを空にしたら直る」という情報を見かけても、試す前にこの点を確認してください。

Outlook のバージョンは [ファイル]→[Office アカウント]→[Outlook のバージョン情報] の近くに表示されています。

確認1: オートコンプリートがオフになっていないか

どの環境でも、まずこれを確認します。

  1. [ファイル]→[オプション] を開く
  2. [メール] を選ぶ
  3. [メッセージの送信] の欄までスクロールする
  4. 「宛先、CC、BCC に入力するときにオートコンプリート リストを使用して名前を表示する」(英語表示では Use Auto-Complete List to suggest names when typing in the To, Cc, and Bcc lines)にチェックが入っているか確認する

チェックが外れていたら入れて OK を押します。これだけで戻ることがよくあります。

確認2: 特定の相手だけ出ないなら、候補から削除していないか

宛先欄で候補が表示されたときに、候補の横の × をクリックする(または Delete キーを押す)と、その候補はリストから外れます。誤って消してしまった相手は、その人に1回メールを送れば、また候補に戻ります。

逆に、古いアドレスが候補に出続けて困る場合も、同じ操作で1件ずつ消せます。

確認3: 候補が「いくつか」消えたなら、上限に達していないか

クラシック Outlook のオートコンプリート リストには 1,000件 の上限があります。上限に達すると、Outlook は使用頻度をもとに候補を自動で削除するため、しばらく使っていない相手が突然候補から消えることがあります。

よく使う相手は Outlook の連絡先に登録しておくと、候補から消えても宛先欄で名前を入力して[名前の確認](Ctrl + K)で探せます。使わなくなった候補を1件ずつ消しておくのも、Microsoft が推奨する方法です。

上限はレジストリで変更できますが、Microsoft は動作確認されていない構成として推奨しておらず、リストが大きいほど壊れたときの被害も大きくなります。

確認4: 新しい候補が覚えられないなら、リストを作り直す

新しく送った相手が候補に追加されない場合は、オートコンプリートのデータが壊れていることがあります。Microsoft の案内では、まず問題のある候補を1件ずつ削除し、それでも直らなければリストを空にします。

  1. [ファイル]→[オプション]→[メール]
  2. [メッセージの送信]の [オートコンプリートのリストを空にする] をクリック
  3. 確認が出たら [はい]

リストを空にすると、これまでの候補はすべて消えます(連絡先そのものは消えません)。以後はメールを送った相手から順に候補が貯まっていきます。

パソコンの買い替え・プロファイルの作り直しで候補が消えた場合

Outlook 2010 以降、オートコンプリート リストはメールボックス(Outlook データ ファイル)の中に隠しアイテムとして保存されています。POP アカウントで新しいパソコンに移った場合などは、候補が引き継がれないことがあります。

Microsoft は、古いパソコンから候補を移す手順(IMAP・Exchange の場合は MFCMAPI というツールで専用のアイテムを書き出して取り込む方法、POP3 の場合は .nk2 ファイルをコピーして outlook /importnk2 で取り込む方法)を公開しています。専門的な操作なので、会社の PC なら情報システム担当に依頼してください。

確認5: ブラウザー版・Microsoft 365 の職場アカウントの場合

Mac 版の Outlook の場合

Mac 版でも、宛先欄で候補の右に出る × を選ぶとその相手は候補から外れ、以後も非表示になります。Microsoft の Mac 版向けの説明では、非表示にした相手を戻すには、その相手に(古いメールへの返信か、アドレスを全部入力して)メールを送ると、​およそ24時間後に候補に戻るとされています。すぐに戻らなくても、1日待ってから確認してください。

それでも直らないとき

似た症状: 連絡先の候補が古い名前のまま出る / 連絡先グループが送信先に出てこない / 送信時に Cc が勝手に外れる

ほかの症状は Outlook のトラブル解決まとめ から探せます。

出典

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