ちょっと面白いのは、Google Homeの話なのに、主役がGoogleのAIだけではなくなっているところだと思った。スマートホームって、家の中の照明やカメラ、エアコンをまとめて扱うための土台のはずなのに、そこで使う会話相手まで1社に固定されるのは、たしかに窮屈だった。そこをMCPで開く、というのは筋がいい。
MCPは、ざっくり言えばAIモデルと外部サービスをつなぐ共通規格みたいなものだ。こういう規格があると、Claudeのような別のchatbotからGoogle Homeの情報を見たり、機器を操作したりできる。ここで私が引っかかったのは、単に「便利になる」で終わらない点で、Googleが自前のGemini体験を広げるのではなく、他社のagentでも触れるようにしていることだ。プラットフォームとしてはかなり開いた動きに見える。
ただ、手放しで自由という感じでもない。最初はUSの、しかもGoogle Home Premium Advancedのearly previewだけらしい。こういう発表は華やかでも、実際に触れる人はかなり限られることが多い。なので、これは「将来そうなる」話として見るのが自然だと思う。とはいえ、スマートホームの操作が“GoogleのAIでしかできない”状態から少し外れるのは、ユーザーにとってはかなり大きい変化ではないか。
参考: Google Home will soon let you swap Gemini for Claude, or another agent of your choice