2026年11月4日時点:管理者ではないユーザーがリモートデスクトップ(RDP)で接続すると、エラー 0xC000000D「The token that was passed to the function is invalid.」で失敗する問題について、Microsoft は 2026年10月28日(米国時間)の更新で修正したと案内しています。
Microsoft の説明では、次の条件がそろったときに起きます。
画面には次の文言が出ます。
The token that was passed to the function is invalid.
エラーコードは 0xC000000D です。公式ページは、企業が管理しているリモートデスクトップのホストで主に起きるとしています。個人で使っている PC では、管理者保護を自分で有効にしていない限り、あまり当たらないと考えられます。
管理者保護はセキュリティベースライン(Microsoft Security Compliance Toolkit で配布されるもの)の 24H2・25H2・26H2 版で、組織が別の設定にしていない限り既定で有効になる、と公式ページに書かれています。会社のセキュリティ標準に沿って設定されている PC は、この点に注意が必要です。
2026年11月4日に確認した Microsoft Learn の各バージョンのページでは、次のとおりです。
| バージョン | 公式ページの状況 | 修正の更新 |
|---|---|---|
| Windows 11 26H2 | 修正済み(2026年10月28日) | KB5127936 |
| Windows 11 26H1 | 修正済み(2026年10月28日) | KB5127653 |
| Windows 11 25H2 | 公式ページを確認できていません | 26H2 のページの影響対象には含まれています |
| Windows 11 24H2 | 状況は「軽減済み(Mitigated)」のまま(最終更新 2026年10月13日) | 24H2 のページには修正済みの記載がありません |
24H2 のページの記載は、2026年10月13日に出された「対処に取り組んでいる」という案内のままです。26H2 と 26H1 のページには修正済みと書かれているので、24H2 にも修正が出ている可能性はありますが、公式ページで確認できたことではありません。24H2 の PC は、Windows Update で最新の更新を入れたうえで、次の回避策も検討してください。
なお、Windows 11 24H2 の Home と Pro は 2026年10月13日で更新の提供が終わっています。公式ページは、26H2 か 25H2 への更新を勧めています。Enterprise と Education は 2027年10月12日までセキュリティ更新が続きます。
リモートデスクトップで接続される側の PC で、次の順に操作します。
26H2 なら KB5127936、26H1 なら KB5127653 以降が入っていれば、Microsoft は回避策を使わなくてよいとしています。入っているか確認するには、[設定]→[Windows Update]→[更新の履歴]を開きます。
Microsoft は、2026年10月28日より前の更新のまま使う場合に限り、次の回避策を案内しています。
管理者保護は権限まわりの保護機能です。無効にするとその PC の保護が弱まります。更新を入れたら元の設定に戻すことを前提に、管理者権限のある担当者が行ってください。個人の PC で、ほかの UAC の設定を変える必要はありません。
更新を入れたあとも 0xC000000D が出る場合は、次を順に確認してください。
自分では更新や設定を変えられない場合は、次の内容をそのまま伝えると話が早く進みます。
26H2 と 26H1 は、Microsoft が 2026年10月28日の更新で修正済みと案内しています。24H2 のページは 2026年11月4日の時点で、2026年10月13日の「軽減済み」のままです。24H2 の修正の案内は、Microsoft Learn のページで更新されるのを待つことになります。