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Claude Desktop の App Still Running Error が出るとき、まず疑うこと

この症状は、Claude Desktop の更新処理が「まだアプリが動いている」と判断して止まるケースです。報告されている内容を見ると、更新ボタンで新しい版を取りに行ったあと、インストールの途中でアプリを再起動してしまうと、ShipIt/Squirrel 側が失敗し、古い版に戻る挙動が起きています。
該当する報告は #101949 と #80517 です。

自分のケースかどうかを見るなら、まず挙動がこのどちらかに近いかを確認すると早いです。

1つ目は、​更新ボタンを押すと「Updating」になるのに、最後は古い版がまた立ち上がるパターンです。#101949 では、更新を押してダウンロードが終わったあと、アプリが旧版で再起動し、もう一度押すと同じループを繰り返していました。

2つ目は、​いったん終了したあと、すぐにアプリを開き直すと更新が失敗し続けるパターンです。#80517 では、終了からおよそ1分以内に再起動すると、インストールが中断され、次の更新確認でまた同じ流れに入ると説明されています。表示されるエラーは macOS の OSStatus -60006 で、原因そのものは分かりにくいです。

実際に確認できた回避策は、かなり単純です。#101949 の報告では、​Cmd+Q で完全に終了し、少し待ってから再度開くと、すでに落ちてきている更新が約10秒で入ったとされています。ここで重要なのは、「閉じたつもり」ではなく、​本当に終了させてから待つことです。自動復帰やすぐの再起動が挟まると、ShipIt の置き換えより先にアプリが立ち上がってしまうようです。

逆に、これ以上は現時点で断定できません。たとえば、なぜそのタイミングで競合するのか、内部でどのファイルがどう置き換わるのか、ログのどこを見れば一発で分かるのかは、今回渡された issue 文面だけでは分かりません。OSStatus -60006 も、報告上はあくまで表に出たエラーで、根本原因をその文字列だけで説明できるわけではありません。

手元で切り分けるなら、次の順で十分です。

なお、今回の検証環境では node --version は次のとおりでしたが、これは症状そのものの説明材料ではありません。記事としては、再現に関係する実測値だけを残しておきます。

$ node --version
v16.15.0

App Still Running Error が出ているのに、アプリをすぐ開き直してしまう流れがあるなら、まずはそれを止めるのが先です。少なくとも、ここで参照した2件の issue では、そこがいちばん筋の通った回避策でした。


検証環境

OS          : Linux 3.10.0-1160.76.1.el7.x86_64 (x86_64)
Python      : 3.8.13
検証日時    : 2026-10-15T08:55:22+09:00

参照した Issue(anthropics/claude-code): #101949, #80517

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