Tell the user that these servers need to be authorized … and が出るのに、実際は使えることがあるまず切り分けたいのは、MCP 接続が本当に未認証なのか、それとも「未認証だと言われているだけ」なのかです。今回の症状は後者として報告されています。claude.ai の OAuth connector がすでに認証済みで、同じセッション内でツール呼び出しも成功しているのに、セッション開始時の system reminder に「requires authentication before their tools can be used」と出て、さらに
“Tell the user that these servers need to be authorized … and that the capability is unavailable until they do.”
という指示まで載る、という内容です。該当する issue は #76320 と #77534 です。
報告を読む限り、これが起きやすいのは非対話・headless のセッションです。#77534 では --print や CLAUDE_CODE_ENTRYPOINT=sdk-cli のような非対話セッションで、cached token が有効でも誤って「requires authentication」が注入される、と説明されています。しかも一度だけでなく、tool-search で connector のツールが遅延読み込みされるたびに、同じ注意文が再注入されるとされています。
一方で、#76320 では対話的かどうかよりも、セッション開始時とその後の <system-reminder> のたびに、plugin:productivity:linear のような既に認証済みの connector が「requires authentication」扱いで列挙される現象が報告されています。そこでも、実際にはその connector のツールは同じセッションで存在していて呼び出せるのに、モデル側には「その機能は使えない」と案内するよう指示が見えてしまう、という構図です。
この症状が厄介なのは、見た目の文面だけで「本当に認証が外れた」と誤解しやすい点です。issue の報告では、認証済みであることとツールが実際に使えることが確認されているのに、system reminder だけが失敗を宣言しているため、モデルがその文面を信じてしまうと、存在しない障害として振る舞ってしまいます。
手元の一次情報としては、今回いただいた環境情報は次のとおりです。
[env_summary]
OS : Linux 3.10.0-1160.76.1.el7.x86_64 (x86_64)
Python : 3.8.13
検証日時 : 2026-09-04T08:51:07+09:00
ただし、この出力だけでは Claude Code 側の再現確認まではできません。したがって、現時点で断定できるのは「上の issue では、認証済みの connector に対しても『authorized されていない』旨の文言が誤って入る」と「その誤案内は、少なくとも非対話セッションで繰り返し現れることがある」というところまでです。
もし自分のケースかどうかを見分けるなら、次の2点が揃っているかを確認すると切り分けやすいです。セッション開始時や <system-reminder> に requires authentication before their tools can be used が出ていること、そしてその直後でも同じ connector のツール呼び出しが実際には成功していることです。この両方が成り立つなら、少なくとも issue 上の症状とかなり近いです。
現時点では、報告に基づいて確認できるのは症状の存在までで、恒久的な回避策や修正済みバージョンはここからは分かりません。deniedMcpServers の話は issue コメントに出ていますが、こちらは「報告された候補」であって、今回の一次情報として実測できた内容ではありません。したがって、ここでは未検証の対処としては扱いません。
OS : Linux 3.10.0-1160.76.1.el7.x86_64 (x86_64)
Python : 3.8.13
検証日時 : 2026-09-04T08:51:07+09:00