Excel で「見た目は合っているのに、集計表の合計だけ合わない」「SUM の結果がずれる」ときは、まず入力ミスよりも“表示・参照・計算設定”を疑うのが近道です。
上から順に試してみてください。ほとんどの場合、これで原因が見つかります。
Excel では、見た目が数字でも文字列だと合計に反映されないことがあります。CSV 取り込み後や先頭にアポストロフィ(')が付いていると起きやすいです。
1 を入力してコピーし、対象範囲を選択して [ホーム] → [貼り付け] → [形式を選択して貼り付け] で [乗算] を試します。行や列を追加・削除した後に、=SUM(B2:B10) の範囲が古いままだと、合計が1行分足りないことがあります。
SUM( ) の範囲を確認します。たとえば各セルは小数第2位まで表示しているのに、実際の値はもっと細かい場合、見た目の合計と SUM の結果が一致しないことがあります。
=SUM(ROUND(B2:B10,0)) ではなく、別列で個別に ROUND してから合計する運用にします。
ファイルが重いときに手動計算へ切り替わったまま、再計算されていないケースがあります。
集計表では、見えている行だけで合計しているつもりでも、実際には非表示行やフィルター条件の影響が入ることがあります。
SUBTOTAL 関数の利用も検討してください。ここまでで直らない場合は、Excel 側の不具合やファイル破損の可能性もあります。落ち着いて、次の順で確認してください。
「合計が合わない」は地味ですが、原因はかなり絞れます。まずは文字列・参照範囲・計算モードの3点を見れば、かなりの確率で解決に近づきます。