Outlookで新規メールを開くたびに、設定したはずのフォントが勝手に元へ戻る。
結論から言うと、いちばん多い原因は「新規メールの既定フォントを変えたつもりでも、Outlook for Microsoft 365 側のメール形式やテーマ設定に上書きされている」ことです。まずは [ファイル] → [オプション] → [メール] → [ひな形およびフォント] を開き、新しいメッセージのフォントを直接指定してください。ここで保存まで進めれば、ほとんどの場合は改善します。
上から順に試してみてください。軽い設定の食い違いなら、数分で直ります。
Outlook for Microsoft 365 / Outlook 2021 / Outlook 2024 で、まず触る場所はここです。
ここで大事なのは、フォントを変えたあとにウィンドウを閉じるだけで終わらせないことです。最後に [OK] で確定しないと、再起動後に戻ることがあります。
プレーンテキストやリッチテキストだと、見た目の自由度が下がり、フォントが思った通りに反映されないことがあります。
Outlook for Microsoft 365 では、社内メールのやり取りでもHTMLが無難です。ほとんどの場合これで直ります。
新規メールは問題ないのに、返信時だけ違うフォントになるなら、返信用の既定が別に残っています。
この項目は見落とされやすいです。新規メールだけ直して満足してしまうと、現場では「まだ戻る」と感じやすいところです。
Officeテーマが暗色系だと、フォントそのものは変わっていなくても、色味のせいで「戻った」ように見えることがあります。Outlook for Microsoft 365 の画面全体を一度確認してください。
書式が消えたわけではなく、背景とのコントラストで読み違えているだけのこともあります。
設定を変えても毎回戻るなら、Outlookのプロファイル(=メール設定の入れ物)が壊れている可能性があります。
ここは少し手間ですが、設定が保存されないタイプの不具合にはかなり有効です。
最後に、アドインの影響を切り分けます。Outlookをセーフモードで起動して、フォントが戻るか見てください。Windows 11 24H2 なら、Win + R で outlook.exe /safe を実行します。これで直るなら、[ファイル] → [オプション] → [アドイン] から不要なアドインを外していきます。
Office自体の不具合が疑わしい場合は、Microsoftの公式サポートページから修復を試します。Microsoft 365 Apps for enterprise / Outlook 2024 なら、[設定] → [アプリ] → [インストールされているアプリ] から Microsoft 365 を選び、[変更] → [クイック修復] を先に実行します。それでも改善しなければ [オンライン修復] を試します。再インストールまで進める前に、Outlookのデータファイルやアカウント情報を控えておくと安心です。
ほかの症状は Outlook のトラブル解決まとめ から探せます。