Word のコメントが消せないとき、原因はだいたい次の4つに分かれます。どれに当たるかは、**[校閲]タブの[削除]ボタンが押せるかどうか**でおおよそ見分けられます。
| 状況 | 考えられる原因 | 見る場所 |
|---|---|---|
| [削除]ボタンが灰色で押せない | 文書が保護されている/読み取り専用・閲覧のみの権限で開いている | 確認1・確認2 |
| 画面上部に「保護されたビュー」「編集を有効にする」の黄色いバーが出ている | 保護ビューで開いている | 確認1 |
| 削除したはずのコメントがまだ残っている、または別の場所に出てくる | 「解決済み」にしただけ/表示の切り替えで隠れていただけ | 確認3 |
| 削除できるが、1件ずつで終わらない | 一括削除を使っていない | 確認4 |
メールの添付ファイルやインターネットから保存した文書は、「保護されたビュー」で開きます。この状態では編集ができないので、コメントも削除できません。
信頼できない送り主からのファイルは、編集を有効にする前に送り主に確認してください。
作成者が 編集の制限 をかけていると、コメントを削除できないことがあります。
パスワードが分からない場合、Microsoft にも解除する手段はありません。文書の作成者に解除してもらってください。
共有されたファイルを「閲覧のみ」の権限で開いていると、コメントの削除を含めて編集ができません。ファイルの所有者に、編集できる権限で共有し直してもらってください。自分が所有者なら、共有設定で相手の権限を確認できます。
最近の Word(Microsoft 365)のコメントは「スレッド」単位で扱われ、削除と「解決」が別の操作になっています。
コメントを1件ずつ消していくのが大変なときは、一括で削除できます。
1件だけ消すときは、コメントをクリックして選んでから[校閲]→[削除]です。
共同編集中の文書では、ほかの人が同時にコメントを追加していることがあります。一括削除のあとに残ったコメントがあれば、少し待ってからもう一度実行してください。
コメントとは別に、文字の追加・削除の記録(変更履歴)が残っていると、印刷や共有のときに「コメントが消えていない」ように見えることがあります。変更履歴は削除ではなく「承諾」または「元に戻す」で消えます。
印刷時にコメント欄が一緒に出てしまう場合はこちらの記事も参照してください。
上の確認をすべて済ませても消えない場合は、Word 本体の不具合を疑います。