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Claude Codeの生みの親が「vibe coding」に飽きた理由──そして新しい呼び名を募集中

キーポイント

「vibe coding」という言葉、もうちょっとちゃんと呼ぼうよ、という話

Business Insiderの記事で面白いのは、単なる新製品ニュースではなく、「AIでコードを書く」という現象そのものの“名前”をめぐる話になっているところです。

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Anthropicのコード支援ツール「Claude Code」の責任者であり、その生みの親でもある Boris Cherny 氏は、最近よく使われる ​「vibe coding」​ という表現に、かなり食傷気味だそうです。
要するに、「AIに雰囲気でコードを書かせる」みたいな、ちょっと軽妙でノリのいい言い方ですね。最初はキャッチーで分かりやすい。けれど、現場で本当に起きていることを考えると、さすがに雑すぎるのでは……という感覚は、かなりよくわかります。

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Cherny氏が言うには、Claude Codeは単なるおもちゃではなく、実際に大量の有用なコードを生み出しているプロダクトです。OpenAIのCodexのような競合も、各社にとってかなり大きな収益源になっている。そこに「vibe」という言葉を当てるのは、少し軽すぎる、というわけです。
これはたしかに重要な視点だと思います。技術の進化が進むほど、最初に流行った“雑な呼び名”が実態に追いつかなくなるんですよね。

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そもそも「vibe coding」って何だったのか

この言葉は、OpenAI共同創業者の Andrej Karpathy 氏が2025年初めに広めたものです。
ざっくり言えば、​AIツールやAIエージェントの助けを借りながらコードを書く新しい開発スタイル のこと。
「AIに全部任せる」というよりは、開発者が意図や方向性を伝え、AIが実装を手伝うようなイメージです。

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今ではこの言葉がかなり広まり、Collins Online Dictionaryが2025年11月の「word of the year」に選ぶほどになったとのこと。ここまで来ると、もはやネットミームの域を超えて、時代を表す言葉になっているわけです。
ただ、だからこそCherny氏は「そろそろ次の言葉が必要では?」と考えているのだと思います。

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個人的には、この感覚はすごく自然だと思います。
流行語って、広まるほど便利になる一方で、だんだん“ふわっとしすぎる”んですよね。最初は新しさが武器でも、世の中の使い方が具体的になると、言葉の粗さが目立ってくる。まさに今がそのタイミングなのではないでしょうか。

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Cherny氏が探しているのは、もっと実態に合う名前

Cherny氏は、Anthropicの自社チャットボットClaudeに新しい呼び名のアイデアを尋ねたそうです。すると返ってきたのが ​「agentic engineering」​
これはKarpathy氏の別の表現でもあります。

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ここでいう agentic は、AIが単に答えを返すだけでなく、​自分である程度考えて行動する“エージェント”っぽい という意味合いです。
つまり「AIが指示待ちの道具ではなく、作業の一部を自律的に進める存在になっている」という感覚ですね。

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でもCherny氏は、これもしっくり来ていない様子です。
たしかに「agentic engineering」は意味は通るけれど、かなり硬い。なんというか、会話の中で気軽に使える感じはあまりありません。
対して「vibe coding」は覚えやすいし、妙に口にしたくなる。その“言いやすさ”が流行の理由でもあるわけですが、まさにそこが悩ましいところです。

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でも、今のAIコードツールはもう「雰囲気」ではない

この記事で地味に重要なのは、単なるネーミングの話に見えて、実は AIによるソフトウェア開発が、かなり本格的な産業になっている ことを示している点です。

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Claude CodeもCodexも、今や「ちょっと便利な実験ツール」ではありません。
企業が大きな投資をして、実際に製品開発の現場で使うレベルになっている。Cherny氏が「vibe」という言い方に違和感を持つのは、そこにある現実とのズレだと思います。

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個人的には、このズレこそが面白いです。
新技術が登場した直後は、まず軽い言葉が先に広まる。でも、その技術が社会実装されて本当にお金を生み始めると、急に“ちゃんとした呼び名”が必要になる。
つまり今回の話は、AIコーディングが「バズワード」から「ビジネス」へ移った証拠でもあるのではないでしょうか。

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じゃあ、何て呼べばいいのか

Cherny氏はBusiness Insiderの読者に対しても、代わりの名前を募集しているそうです。
自分のXアカウント(@bcherny)に直接送ってもいいし、記事経由でアイデアを送ってもいい、としています。

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ここまで来ると、もはや“新しい技術の命名コンテスト”みたいで少し楽しいですね。
ただ、良い名前を付けるのって本当に難しい。

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この難しさそのものが、今回の記事の核心かもしれません。

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この記事から見えること

この話は、「vibe coding」という言葉が好きか嫌いか、という小ネタで終わりません。
むしろ、​AIがコードを書く時代をどう表現するか という、かなり本質的な問いにつながっています。

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言葉が先に流行るのはよくあることですが、技術が本物になってくると、言葉の軽さがノイズになってくる。
Cherny氏の違和感は、その変化を敏感に感じ取っているからこそ出てきたものだと思います。

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私としては、「vibe coding」はたしかに面白いけれど、長く使うにはちょっとふざけすぎかな、という印象です。
AIがコードを書く世界は、もう“ノリ”だけで語れる段階を少し超えつつある。
だからこそ、次の言葉が必要になる——この記事は、その転換点をうまく切り取っていると感じました。

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参考: Claude Code's creator is sick of the phrase 'vibe coding.' Suggest your alternative here.

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